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特定の国、政治を批判する、戦争賛美の意図はありません。
BL要素❌
大丈夫な方だけ本編へ↓
~ドイツ視点~
日本が壊れたのは、一瞬だった。
Ichが転んだ時、日本は真っ先に近くへ来てくれた。
でも、そしたら、日本が―――
🇯🇵「う”ああ”ああア”アアあ” あ!!」
🇩🇪「あ、あ、あ、」
日本が、目の前で化物になった。正確には、化物に近くなった。頭から、ドロドロしたものが垂れている。
Ichの、Ichのせいで……日本は、化物に…?
🇯🇵「ああ”あ…あは、あハハハハハハハハ?」
🇩🇪「いや、やだ、来ないで…」
近づいてくる日本に、恐怖心が言葉を放つ。
腰が抜けた体で後退りしても、距離が開かない。ついに、距離の差はなくなってしまった。
追い、つかれた。
🇩🇪「………ッ…!」
日本がIchを襲おうとした時。
突然真っ暗になった。
🇩🇪「…ぇ、?なに、が? 」
混乱していると、声が聞こえてきた。日本の声だ。
🇯🇵?「オマエのセイで、オレハカイブつになっタ」
🇮🇹?「キミがへまシナければ、二ホんはコワレなカッた」
イタリアの声もする。
🇺🇸?「ゼンブ、オまえノせいダ」
アメリカの声も。
…あぁ、やっぱりIchのせいで日本が……
🇮🇹「…ドイツっ、起きてッ!」
🇩🇪「ッ?!」
イタリアの声で目が覚めた。
今のは…夢、だったの……?
🇩🇪「……いた、りあ……」
🇮🇹「…ゲホゲホ……大丈夫、君のせいじゃない。」
大声を出したイタリアは、咳をしながらIchに優しい言葉をかけてくれた。
でも、それでもあの時の恐怖は消えなくて、無理な事とわかっているのに口はIchの願いを言葉にする。
🇩🇪「イタリアは、Ichから、離れないでいてくれるよね……、おかしく、ならないよね……?」
🇮🇹「………。、、、当たり前。」
少し長い間を開けて、イタリアは答えた。
これが彼の精一杯の答えなんだと、改めて感じる。幾度となく繰り返した会話だけど、やっぱり変わることは無い。
そこに寂しさと嬉しさを感じながら、また眠りに落ちていった。
~イタリア視点~
……やっと、ドイツが眠った。どうせ、また起きるんだろうけど。
……少し、この世界について説明しようか。
単刀直入に言うと、この世界は終わったよ。
化け物が現れてからすぐに。
今日で確か……”1年”かな。未だにあのドロドロしたやつのことはわかってない。
……あの後は、俺らは日本だけを置いてビルから逃げ出した。イギリスの家の地下に避難させてもらって。
意味わからないところで役に立つよね、イギリスって。
……1ヶ月後に外に出たら、もう世界は変わり果ててたよ。 1面が茶色い砂漠と空でさ。
世界は終わったんだってことを突きつけられた。
それで、どこかに新たな住む場所はないかって淡い希望をもって歩いてたら、大きな建物を見つけたんだ。それが今いるココ。
…フランスやアメリカ達はというと、日本を治すために頑張ってる。
……… ………ドイツの精神が、壊れかけてるから。
そのドイツの世話を今、僕がしてる。
……めんどくさい。俺は寝てないのに、寝れてないのになんで君はぐっすり眠ってるんだろ。
🇮🇹「……はは、おかしくなっちゃった。」
日本もドイツも俺も。みーんな。
~地下~
コポコポコポ……
水の音が暗く染った部屋に響く。
そこにあるのは1つの大きな培養カプセル。
その中に浮いているのは
🇯🇵「………」
1人の、国だった。
(どこかで話し声が聞こえる)
????「…伝え、なくて良いのです、か?」
????「はい。この状態の日本さんを見るのは、辛いと思いますので。」
???「……君にもそういう感情があったんだね。」
????「失礼ですね、私にだってありますよ。」
??「……意外デスね。」
(どんどん話し声が小さくなる)
続
設定
お名前 アメリカ
性格 主にドイツさん
その他 真面目に仕事をやるよ 社畜だね
🇯🇵「…100いいね、ありがとな。」