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僕は、今年の夏休みに父方の実家に来ていた。そこには、ばあちゃんの友恵さんが一人住んでいた。じいちゃんは、和典というらしい。じいちゃんは、僕がまだ物覚えができない時にに他界しており、僕は薄っすらとしか顔を覚えていない。僕は、小さい頃からばあちゃんの家に頻繁に行っていた。いつも、ばあちゃんが「景都、見ないうちにまた大きくなったね」と笑顔で迎えてくれた。僕は、そんなばあちゃんが大好きだった。長期の休みになると毎回行っていたので、その近所の子供達とも友達になっていた。僕の家族は、お父さん(佳樹)、お母さん(美保)、ねいちゃん(美乃)、で構成されている核家族である。おばあちゃんの家の近くにこの田舎のガキ大将の正輝は僕のねいちゃんに恋しているらしくよく僕に「美乃さんの好きなものはなんだ。」と聞いてくる。なにも無いのにダル絡みしてくる正輝が、正直言って嫌いだった。それでもいつも通りにダル絡みしてきて正輝が急に「今日の夜中にお墓に肝試しにいくぞ。勿論、お前の姉さんを連れてこいよ。」と言われ正輝は姿を消していってしまった。まだ、行くとも返事も返していなのに本当にいつも勝手なやっだなと思った。夜中にお墓に行く事を姉ちゃんに言ったら「しゃあないな、あんたにもしもの事があったら行けないから行くわ(笑)。」と言われ僕は「いつまでも、餓鬼扱いしてんじゃねーよ。」と僕は言い返した。僕の家は門限に厳しく家だったから両親やおばあちゃんがよく寝た事を姉ちゃんと確認して家を出て行った。