俺は翼、月一で通っている友達の病院から手紙が来て今病院に向かっている。
「零夜くん、どうしたの?」
「ん~……冷静に聞いて欲しいんだけど、翼くんは軽度のうつ病だね…」
「え?」
うつ病?なんで、俺が?
たしかに最近辛いなって思ってたけど。
「おかえりなさい」
「あ、桜くん、あのさ……」
桜くん、俺の好きな人。
男子が男子を好きになることは可笑しいのか友達に否定されてなかなか勇気が出ない。
「なに。」
「あっ、、その俺軽度のうつ病だって。」
「…ふーん」
いつも冷たいし脈ナシだよな、、
…………
僕は桜、ホストが嫌いです。でも、翼はなんか…嫌いでも好きでも無い。いつも冷たくしてしまうのは自覚済みだ。直そうと思ってるけど。過去のトラウマと重なってしまう。
……
「…てことがあって~……俺どうしたらいいかな…」
「ホストやめな~?」
今日は姉と飲みに行きました、恋愛相談も聞いてもらう。
「ホストやめたらお金無くなるし」
「そっか。翼ってNo.1だっけ?」
「そうだっけ~……別に気にしてない」
「えぇ……」
そのあと色々話したけど覚えていない。頭が痛い…あれ、?薬?手紙、?
「薬と手紙だ。」
(偉大なる姉です、二日酔いになってると思うので薬を置いときました。)って、直接言えばいいのに。
…
「……(ドキドキ」