「それに四季くんは援護部隊総隊長も勤めてたからね。彼には大きなものを背負わせてしまったよ…。」「!」
「総隊長!?」
「おいおいマジかよ…。」
「本当だよ。まぁ、四季くんには仮面をつけさせて偽名を使わせたから桃太郎機関にはバレてないはずだよ。サポートもしてくれた子もいたしね。」
「そうですか…。」
無陀野はどこが安心したような表情をした。
「あの〜。そのサポートしてくれた子って誰だったんですか?」
花魁坂が問う。
「守宮駿って子だよ。昔四季くんに助けてられたからって自分で立候補してきたんだよ。ただ彼は四季くんに忠実なんだよね〜。」
校長は雰囲気でわかるほど困ったような言い方をした。
「その駿ってやつは今何してんだ?そのまま援護部隊にいんのか?」
今度は淀川が問う。
「いや、今は練馬区偵察部隊の隊長を務めてるよ。」
「……そうかよ。」
あっ、これ淀川くん対抗心燃やしてるね…。
「次の質問です。俺たちが剛志さんの元へ帰ったとき四季がみせたあの力はなんですか?」
「……それはまだ答えることは出来ないね。」
「答えることは出来ない?どういうことですか?」
焦ったように花魁坂は問う。
「…答えることは出来ないと言ってもまだその時ではないからさ。その時がきたら教えるよ。」
「…わかりました。では最後の質問です。」
「…何かな?」
だいたい予想は着くけど…”あれ”を聞くつもりだね…。
「四季は一体何を隠してんだ?」
淀川がそう問うと空気が少し重くなった。
「……その質問は僕から答えることは出来ないね。」
「どういうことですか?」
「これは君たちが知りたがっているものがある所の鍵だよ。これを君たちに渡しとくよ。ただ無くさないでね?貴重品でもあるから。場所は君たちで探してね。僕はここまでしかできないから。」
「……ありがとうございます。」
そう言って無陀野は鍵を受け取った。
「うん。気をつけてね。」
無陀野たちは部屋を出ていった。
「どうか四季くんが孤独になりませんように…。 」
よし、今日の投稿はここまで!!
海!おはぎ!ちゃんと書いたからな!
そんじゃあアディオス!!( -`ω-)b
コメント
18件

いま38話ッッ!!!40話まであとちょっとじゃないですか!沢山書いてくれてありがとうございます😊!!
38話おめでとうございます!! 40話ももう少しですね... 頑張ってください!

もう38話か!めっちゃ早く感じる〜!!40話突破すんのかな〜楽しみ( *´꒳`*)