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その後、授業を受け、昼休みになった。
昼休み早々スバル、真が漫才のような会話をして、話がそれたがこれから食堂に行くことになった。
「……?」
突然何かに服の袖を軽くつかまれたので、悠が振り向く。
「あんずさん?何か用ですか?」
あんずが小声で話す。
「…これからプロデューサー同士よろしく? はい!よろしくお願いします」
_________
食堂に近づいてくると何やらそばに騒ぎが起きていた。するとスバルが、
「…………早速、『この学院の現状』を見せられるんじゃない?」
何やらスバルが意味深に言いながら、騒ぎが起きているところに急遽向かうことになった。
そこには、凄まじい人波ができていた。北斗、真が言うには今、ドリフェスというイベントが開催されていた。
ドリフェス____
端的に言うと他のユニットとライブ対決をし、観客の投票を集め、ランキングを競うイベント。
ドリフェスにはいくつか区分、ランクがあり、上から順 番に『SS』 > 『S1』 > 『S2』 > 『A1』 > 『B 1』と呼ばれている。今この場で行われているのはB1で、一番低いランク。
でも、今のこの惨状はライブとはかけ離れた光景だった。
(これがアイドルのライブなの…?)
悠はただ呆然とし、時間が経っていた。
すると突然、スバルがガミさん…?と呼んでいたような人物があんずめがけて飛び込んでくる。
一瞬にして、悠を覚知させる。
「あんずさん!危ない!! 」
悠はおもわず叫んだが、駆けつけるが間に合わなかった。
あんずはガミさんこと大神晃牙によって下敷きにされた。そして、それに見向きもせずに晃牙はステージに飛び込んだ。
「あんずー!!!」
スバル、北斗、真が駆け寄る。
「まず、あんずを保健室に運ぶぞ。」
北斗が言うと、悠、スバル、真が頷き、4人がけであんずを運び、会場から離れる。
そこには、桃色の髪をした小柄な子と、真面目そうな眼鏡をかけた人が、何やらまた違った騒ぎが起きていた。
スバル、北斗、真が何故だか焦るように走っていった。
_______
保健室に向かっている途中、とある人物にあった。
「あっ!サリー♪ありがとうねっ、俺たちをこっそり逃がしてくれて!」
4人がわちゃわちゃし始めた。
すると、
「ところで、その女の子は話題になってた転校生か?」
「そうだ。後、こいつも転校生だ。」
「月丘悠です。よろしくお願いします。」
「えっ、あぁ~俺は衣更真緒。よろしくな。」
「っと、そろそろ戻らないといけないな。じゃ、またな。」
そう言うと、急いで騒ぎの方へと向かっていった。
__________
その後、あんずは無事保健室に運ばれたが、目を覚さない。
北斗、スバル、真、そして悠が心配そうに見つめる。
すると、その視線を感じたのかあんずの目が開く。
「あんず!/あんずちゃん!/あんずさん!」
スバルが抱きつこうとする、それを北斗が止めようとするなんとも微笑ましい空間になった。悠はその光景を見て、思わず笑顔になった。