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コメント
3件
うわ、まさかイタリア……いや、この“僕”が裏切り王だったんですね! 三国同盟破棄のいきさつを本人の口調で聞くと、軽く言いつつも「イギリスに騙された感」がにじんでて、笑ってしまいました。でもドイツだけ異質に強かったとか「僕のせい?」とか、語り手の複雑な心境が伝わってきて面白かったです! 国の擬人化って心情描くのが難しいと思うんですが、自然で読みやすかったです。続きが気になります!
第2話 裏切り王
それで…
って、何この題名!?ちょっと、いくらなんでも語弊とか…
君もそう思うだろ!?思わない!?嘘ぉ…
うぅ…と、とりあえず…まぁ…。
うん、その通りかもね。
僕は2人に内密で、イギリスと条約を結んでいたんだ。内容を簡単に言うと、「こっち来れば勝てるし、未回収のイタリアもあげる〜」…みたいな。いや、なんか口調とか違うか。
ま、そんな感じでさ。僕、まんまと騙されて協商国側についちゃったんだ。
結局、協商側の勝利で戦争が終わった後も、その地域は貰えなかったけど。
当時は驚いたし、もう二度とイギリスを信じないって決めたね。
話を戻すけど、そういう経緯で僕は同盟を破棄したんだ。連合国側には、僕に次いでアメリカ、中華民国…あ、今で言う中国ね。あとは、イギリスと日英同盟を結んでいた日本が加わった。
連合国側の国は、最終的に27ヵ国になったんだ。この時点で、ドイツ帝国たちの勝機も随分と薄れてたなぁ。
同盟国側は、僕に代わってオスマン帝国とブルガリア王国が加わった。
正直に言わせてもらうけど、この2人が加わったところで…って感じだよね。
だって、2人とも自国の問題が多すぎるんだもん。
ブルガリア王国はともかく、オスマン帝国に関しては疫病みたいなのが流行っていて、戦争どころじゃなかったんだよ?
ブルガリア王国は普通に弱いし。
ちなみに、二重帝国も民族問題が深刻化していたんだ。セルビアの件もあって、抑圧されて併合された国たちが声を上げ始めたんだ。それから、民族運動が多発して…ま、自業自得だけどさ。
同盟国側は、ほとんどボロボロ。まともに戦えるのはドイツ帝国くらい。
それでも、彼だけは異質。めちゃくちゃ強かったんだ。味方には恵まれなかったけど。
にしてもドイツ帝国、なんか不憫だよねぇ。
あ、もしかして僕のせい?