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『9月の20日、梟谷学園の体育館に来てくれませんか?』
あかーしから突如こんなメッセージが送られてきた。
「懐かしいな〜梟谷っ」
「てかなんでだ??」
『それは、その日まで言えません』
「分かった!じゃその日行くな!」
なんでだろうなー、でも久々に梟谷学園行けるのは嬉しいかも
俺は現在プロのバレーボール選手として活動している。
あかーしは大手の出版社で週刊少年漫画誌の仕事している。
あかーしとは時々連絡をとっている。
お互い忙しくて、…ほんとはもっと連絡もとりたい。
でも仲は。変わらない
俺が木兎さんに送ったメール。
変に思われたかな…
実は9月20日に梟谷学園で木兎さんの誕生日を祝いたいと思っている。
それに、あの頃のメンバーを集めて。
みんなには連絡はしてある。
みんな、喜んでくれた。
俺と木兎さん は時々だけど連絡は取り合っている。
だって、お互い忙しいし、でも仲は変わらない。
木兎さんはプロのバレーボール選手になたって大活躍している。
本当に凄い人だ。
何時になっても俺の憧れの人。
「うわぁぁぁっ懐かしい!」
俺の目の前に建つのはあの頃と変わらない梟谷学園。
あの頃過ごした日々にタイムスリップしたみたいだ。
向かうのはあの頃たっくさん練習をした体育館。
てか、なんで呼び出したんだろ?
あかーしの奴、詳しく教えてくれなかった。
とりま、入るか
パァァンッ
俺の顔に紙吹雪がかかる
「えっ何…ってえぇっ!」
「木葉!それにサルも!」
辺りを見回すと…
「小見に鷲尾、長尾に、 」
「白福と雀田も!」
「それにあかーし!!」
「なんで…なんでみんなが」
「なんでって、今日は木兎の誕生日だからだろ?」
「そーだよー、忘れてたの?木兎」
みんなが口々に言う。
俺は何故か涙が零れた。
「えぇっ木兎さん、涙!」
「木兎が泣いてるとこ初めて見たかも…」
「こんな木兎さん、初めてです」
そっか、今日は俺の誕生日。
「みんなっ…嬉しい、めっちゃ嬉しい!」
「それじゃあ、改めて」
「「「「「お誕生日おめでとう!!」」」」」
みんながそう言うとマネージャー2人が後ろからケーキや、ご馳走を運んできた。
「うわぁ!うまそう!」
それから色んなことをした。
ご馳走を食べ、
現在について話し、
俺のボクトビームを見せ、
あの頃の思い出話をした。
俺たちみんなは、あの頃の場所で、あの頃よみんなで、最高な一時を過ごした。
でも、こんな最高な時間はあっという間…
「みんな、ほんとにありがとな!」
「最高な1日になった!」
「まぁ、これを考えたのは赤葦だけどな」
「いや…協力してくれたのは、みんなですよ!」
「あかーし、」
俺はあかーしに抱きついた。
「ほんとにありがとな。」
「あかーし大好き!! 」
「みんなも、梟谷も!!」
「ヘイヘイヘーイ!!!」
「みんな、絶対また会おうな!!!」
「絶対会えます。」
「そして、応援してます」
「俺も!試合観戦に行くな!」
「おう!よろしくな!」
「普通になった俺を見てろよ!梟谷」
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
木兎さん、お誕生日おめでとうございます。
これからもバレー頑張って!
応援してます!
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