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知らぬ人が急に僕らに話しかけて来る
「質問?」
「というか、あんた誰だ?」
「自分はただのしがない質問屋です」
「質問屋?」
「今から御二方にはそれぞれ1人ずつ質問に答えていただきます
この場所から自分の事務所は近いので、そこに1人ずつ入って貰います
これは依頼でやっていますので、御協力お願い致します」
「……分かった。誰が質問したかは知らんが協力する」
「時間は余りありませんので、あまり時間を掛けないで貰いたいです」
「早めに済ませますよ
それでは、行きましょうか」
「ではまず青野さんから、どうぞ」
「はい」
「では、まず貴方に罪悪感は有りますか?」
「……はい、有ります」
「永遠と存在する幸福は存在すると思いますか?」
「……思い……ません……」
「……真実を知りたいと思いますか?」
「……思います……」
「これで質問は終了です」
「……あの、」
「なんですか?」
「……これを答えて意味が有るんですか?」
「えぇ、ありますよ
カモフラージュとして、ね」
「え?」
「では次の方〜!」
「え、ちょ」
「さぁ帰って」
「待っ……」
「次の方〜!」
「……」
「次の方〜!」
「あーい」
「……では先ず、貴方は貴方自身を肯定出来ますか?」
「出来る」
「精巧に心もあるように作られたロボットを人間だと思えますか?」
「思える。青野だってテセウスの船みてぇに置き換えられただけで機械だが、心有るなら人だろ」
(……何言ってるか分からないけど……)
「貴方に恐れる物はありますか?」
「有るだろ。生き物なんだから」
「……では……
「さぁ、