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ゆ。
吉田おいちゃん
hyt目線です。ガッツリセンシティブあります。
お疲れ様でしたー
スタッフの声に、軽く頭を下げた。
「お疲れ様です。ありがとうございました。」
近くのスタッフと言葉を交わしながら、手早く身の回りのものをまとめていく。外したマイクをスタッフに渡し、控室に戻っていく。
控室に戻ると、置きっぱなしにしていたスマホと荷物を手に取った。
ジャケットを羽織りながらスマホの画面を開く。
__通知が1件
見慣れた名前に、指が止まる。
“いますぐきて”
さっきまでのんびり支度していたのが嘘みたいに、体が勝手に動き出す。荷物も雑にまとめて、ジャケットも袖を通しかけのまま駆け出した。
それから1時間もしないうちに仁人のいる場所まで着いていた。目の前には少し前までよく来ていた扉が。
インターホンを鳴らす。
ガチャ、
「仁人どうし、」
…バタン。
言い切る前に腕を引っ張られた。急に連絡が来て、家に呼ばれたかと思えばこれだ。いきなりのことで理解が追いつかず、体が思いきり傾くと持っていた荷物が落ち、それと同時に俺の顔面と仁人の顔面が接近。そのまま勢いで唇が重なった。酒の匂いが少しキツイ。仁人の舌が絡んでくる。
ああ、寂しかったのか。
お世辞でもあまり上手とは言えないディープキスに仁人だからこそ俺は欲情して、仁人の腰と後頭部に手を添えて、舌を絡ませた。
重ねた唇をゆっくり離して、目を合わせる。仁人は酔ってるからなのか、泣いていたからかは分からないけど目の周りが少し赤くなっていた。
『…遅い』
「ごめん。…寂しかった?」
『………うん。』
「可愛いね」
『うるさい』
「俺も寂しかったよ」
仁人は少しばかり驚きの顔を見せると、「ほんと?」と上目遣いで可愛く見つめてみせた。無自覚なんだろうけどな、この顔してんの。俺は「もちろん」と頷く。
俺と会えていない間、寂しさを誤魔化すために酒を飲みまくったんだろう。仁人の頬は普段よりも赤らんでいて、目もとろんとしている。今すぐにでも溶けてしまいそうなほど。
「準備するから待てれる?」
『待てない』
『いますぐめちゃくちゃにして』
…これは完全に酔ってるな。
酔いが覚めて後悔するのはそっちなのに。
「…後悔しても知らないよ」
ガチャ。
玄関の扉にロックをかけて、仁人の手を引っ張るように寝室へ向かった。
ベッドに移動して、キスをして、さっきみたいに舌を絡ませて。仁人が少し息苦しそうになったところで離す。仁人のその表情に、抑えていたものが一気に溢れて仁人を押し倒した。
「慣らすよ。…………ん、もしかして自分でやった?」
仁人は恥ずかしそうに、俺のいない方向を向いて自分の腕で顔を隠しながら頷く。自分から誘ったくせに、こういうところで恥ずかしがるから可愛いんだよなぁ。
『…はやく、』
酔っているせいか普段以上に甘えてくる。流石に俺も我慢ができなくなったため無駄に大きくなったそれを仁人の奥に突いてみせた。
『あっ、あ”♡はや、と、きもちい♡だめ、いっちゃ、いっちゃう”♡やだっ、むり♡』
「そう言うわり、には締め付けてくる、けど?仁人の中は、もっと、って求めてるくせに、っ、」
『あ”あぁ♡、やら、ぅあ”、い”っ♡ほんと、いっちゃう、いぐ、あぁあ”あ♡』
仁人の腰が俺の腹に触れるくらい反って、痙攣しながらわかりやすくイった。
「イくのはやいね、酒のせい?これじゃあ誰にされてもすぐ気持ちよくなっちゃいそう」
『……ちがう、こんなんになんの、……はやと、だけ、』
火照ってとろけた表情で、仁人は顔のすぐ横にあった俺の腕を掴みながら自分の顔を寄せて、俺を見つめながらそう言った。冗談交じりに言った俺も悪いけど、俺の中で何かがプツンと切れる音がした。
「…そんなん言われたら、もう無理なんだけど。」
『…へ?どーいう…………あ”っ?!♡やだやだ、なん、で急に、はやっ、い”♡またいっちゃう”♡はや、と、だめっ、ぅあぁ”♡』
「全部、受け止めろよ、……あ”ー、でる…っ、」
熱くなったものが仁人の奥に出る。低く唸ってみせると、仁人も先程以上にガクガクと震えながら気持ちよさそうに喘いでイった。
目が覚めたときにはもう朝だった。
横を振り向くと、昨日散々俺に泣かされたはずの仁人が気持ちよく眠っていた。愛おしくその寝顔を眺めていると、仁人は「うーん、」とゆっくり瞼を開かせた。
「おはよ、仁人」
『……………忘れて』
「やーだ♡」
end.
コメント
2件
いや、もうほんとにありがとうございます😿💭文章の書き方がすごく好きで天才としか言いようがないです。素敵な作品をありがとうございます(><)