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第4話
それぞれの自覚
上鳴電気
訓練中、いずくが敵に囲まれた瞬間、頭が真っ白になった
「いずく!!」
体が勝手に動いてしまった
考える前に雷を放電して、距離を詰める
ーーーあ、これ
守りたいとか、仲いいとか、そういうのじゃない
「失うのが耐えられない」
「大丈夫!?ケガしてない?」
「う、うん!上鳴くんありがとう!」
その笑顔を見た瞬間胸が苦しくなる
(…マジかよ)
俺、本気で惚れてるじゃん
切島鋭児郎
いずくの背中を見ながら、思った
(強くなりてぇ)
守りたい
並びたい
対等でいたい
「いずく!」
呼ぶと振り向いてくれる
その当たり前がどれほど大事か
(こいつが誰かに奪われるの、嫌だ)
それは独占欲
男らしくないかもしれない
でも、
(譲れねぇもんは譲れねぇ)
爆豪勝己
苛立ちの正体は、分かっている
いずくが誰かに笑いかけるたび、
胸のおくが焼ける
(俺のだろ)
幼なじみ
隣にいるのが当たり前
(なのに)
知らねぇ男たちに囲まれて、楽しそうにして
「…くそが」
拳を握りしめる
(絶対離さねぇ)
轟焦凍
兄として
双子として
ずっと守る側でいられると思っていた
けれどーーー
(…俺は)
いずくを見つめる視線は、もう兄としてではない
(弟して触れる資格が、あるのか)
(それでも)
失いたくない
誰よりも
練習終了の合図が鳴った
いずくは何も知らずに笑った
「みんな、ありがとう!」
その一言で、4人同時の心に火がついた
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