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あ
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「よくも俺たちの前で、あんな男にしがみついてくれたね」
放課後。再び連れてこられた大和の家で、俺はリビングの床に冷たく押し倒されていた。
手首は拓海に床へ縫い付けられ、陸が俺の身体を押さえつける。
昼休みに、なつの腕にしがみついて蓮から引き離そうとした俺の行動は、4人の歪んだ独占欲とプライドを激しく逆撫でしたようだった。
「ペナルティ。なつに触らせた分、たっぷりお仕置きしないとね」
大和が冷え切った瞳で見下ろしながら、俺の首元と太ももにある2本の黒いチョーカーを、指先で容赦なくギリリと締め上げていく。
「んぐっ、あ……ぅ、っ……!」
喉と太ももに走る鋭い痛みと圧迫感に、俺は息を詰まらせて涙を溢れさせた。
だが、本当の絶望はここからだった。
リーダーの蓮が、俺の顔の真横に膝をつき、冷酷な笑みを浮かべてスマホの画面を突きつけてきた。
画面に映っていたのは、今日の昼休み、俺が空き教室で4人に自分からキスをさせられている時の写真だった。陸が隠れて撮っていたのだ。
「いるま、これどう思う? お前が明日から少しでも俺たちの言うことを聞かなかったり、あいつらに泣きついたりしたら……この写真を一瞬で学校中にバラ撒いてやるよ」
「な……っ!?」
「綺麗な顔して、一軍の男4人に自分から縋りついてキスしてる姿だよ? これを見たら、シクフォニの奴ら、どんな顔するだろうな。お前、もう二度とあいつらの前に顔出せなくなるよ?」
大和が俺の頬を冷たく叩きながらクスクスと笑う。
「やめろ……それだけは、消せ……っ!」
写真をバラ撒かれたら、俺が裏切り者じゃないとバレてしまうかもしれない。そうなれば、蓮の親の権力で、みんなが本当に退学に追い込まれてしまう。
「じゃあ、消してほしかったら、もっと俺たちを楽しませろよ」
蓮の合図で、拓海と陸が俺の制服のボタンを容赦なく外しにかかった。
「いやだ……! 離せ、触るな……っ!」
激しく暴れる俺の耳元で、蓮が低く、有無を言わせない声で囁く。
「蓮、拓海、大和、陸。……ほら、4人の名前、泣きながらでもいいから順番に呼べ。お前が俺たちの『飼い犬』だってこと、今ここで身体に叩き込んでやるよ」
首と太もものチョーカーを引っ張られ、最悪の写真で未来を縛られた。
俺は涙で視界を真っ暗に染めながら、みんなを守るための盾として、4人の底知れない歪んだ欲望の中に、完全に沈められていくしかなかった。
コメント
1件
もう、読んでて胸がぎゅーってなったよ……。チョーカーと写真、二重の縛りで完全に逃げ場を塞ぐ展開、本当に容赦ないね。主人公が「みんなを守るための盾」って自分を位置づけてるのが、切なくて仕方ない。この状況、どうやって反転するんだろう……。次の話、早く読みたいけど、心の準備が必要そうだよ。