「jpさん!!やめろ!!」
「jpさん!それ以上やったら、、、!!」
馬乗りになったjpは、男に向かって拳を振り下ろしていた。
ユウが連れて来た、と必死に言い逃れていた男はとっくに意識を失い泡を吹き出している。
男のものか、jpのものか、殴るたびに血が飛び散る。
urもnoも、その気迫に押されて近づけずにいて、ttでさえも 涙を流したまま、その姿を見ていることしかできなかった。
「jぁp、、、」
「おいjpいい加減にしろよ!!!」
yaが腕にしがみつき、jpを男から引き剥がした。
覗き込んだjpは、瞬きもしなかった。
「…止めないで」
「ttが受けた痛みはこんなもんじゃないでしょ」
「…そりゃそうだけど…!!これ以上はこいつが死ぬ!次はお前が捕まるぞ!」
「そしたらttはどうすんだよ!?」
「…ッ」
ガンッ!!!!!
yaを振り払った勢いそのままで床を殴っていた。
床に飛ぶ赤。
jpの拳から血が滲む。
「…」
「…わかってるよそんなこと」
「それでも、許せないんだよ…この黒い気持ちが消えない。…消さないと、ttを抱きしめられない…」
jpは流れる血をそのままに顔を覆った。
ペタ、ペタ、ペタ、
ギュ
「…jp」
「…tt…ごめんね。待たせちゃって、、、」
「…ん」
「ありがと、俺のために怒ってくれたんやな。でも大丈夫、未遂や未遂。ちょっと殴られただけ、大丈夫やから」
「…tt、ごめんね、tt…」
「…ぅ、ぅぅ、守れなくて、ごめん、、、」
「…抱きしめていいかなぁ、、、ッ?」
「jぁp、もうええから、、、ぎゅってして?」
「抱きしめて、、なぁ、、ッ、、jぁp、、、ッ」
「、、、ッtt!」ギュウッ
「こわかったね、、いたかったね、、もう大丈夫、、!」
「jぁp、、、ッ、jぁp、、、ッ、 おれ、こわかった、、、こわかッ、、、」ボロボロ
「、、大丈夫だよtt。俺がいるから」
「もう泣かせないから、ね」
「jぁp、、、っ」
「ね、tt。家に帰ろう」
ドスッ
「…え」
「……ッッッ!!!」
「 !!!」
コメント
7件
ねぇ🥺 初手吹っ飛ばされたキャラ出てこないなと思ってたんですけど、、
……、、、、、、、、続きが気になりすぎます…修学旅行的なやつでしばらくコメントできてなかったんですけど最高ですね…、続き楽しみにしてます…!
いやまさかね、まさか誰かが刺されたとかそんなこと言いませんもん☺️