国連ヤンデレEUメンヘラ
※キャラ崩壊
※カップリング 国連×EU
※政治的意図なし
1次対戦、2次大戦。
これらが終わったころ、国連はできた。
国連は才能も顔面偏差値も高くあり、言わば才色兼備というものか。
だが、その裏にはサイコパスな一面があり、国の前では優秀な青年だが、すこーしおかしいとは思われている。
EU。そこそこ才能も顔面偏差値もあるが、国連には及ばない。
__い
おい!起きろ!
「へぁ!?」
「何故居眠りしている。重要な会議だぞ。阿呆。」
冷たい視線と冷たい言葉が静まった部屋の中で響く。
「ぁ、ぅあ、すすすすすいません!!!!」
EUは土下座して謝る。国々は優しいから許してくれた。国連は___
「…♡」
不敵な笑みを浮かべて続けた。
その瞳は、微かに紅かった気がする。
はぁーーーっ
家に着くとでかい溜息をつくのがルーティン。
「なぜ私は毎回寝てしまうのか………」
いつもの事だが、勿論罪悪感と情けなさにため息をついて頭を抱える。
_______
次の休日、疲れを吹っ飛ばすため趣味をしに来た。
それは一人カラオケ。
「ぃよーし……」
「____」
100点、98点、99点…
なんと、EUは驚く程に歌が上手い。みんなには知られていないが、きっと知ったら驚いてひっくり返るだろうと、本人も自覚するほど。
そんなある日、メールが来た。
メールボックスを開くと、アメリカからのメールだった。
宛:EU様
アメリカ主催の国連誕生日パーティに参加しませんか?
とのこと。何故か敬語だが、多分日本に書いてもらったんだろう。
返信:EU
行きます。
返信:アメリカ
ありがとうございます。では予定を。____
当日
「国連、誕生日おめでとう。」
「ああ。」
次の予定 : カラオケ大会
ついにこの時が!
順番を知らせるアナウンスが流れたところで、私の番が来る。
「_________」
曲が終わった途端、参加している全ての国が目を丸くして、腰を抜かした。それと同時に拍手が飛び交った。その中に国連の拍手もある。
嬉しくて堪らなかった。
パーティが終わったあと、国連から呼び出しが。何故か胸が高鳴る。
何時からだろう、国連に初恋を奪われたのは。
初めて国連と会った頃、国連は優しい目をしていた。
[よろしく]
[よろしく…ぉ…ねがいします]
たじたじな挨拶を返した覚えがある。
そこから、国連を見かけることが多くなった。
綺麗な青の瞳は変わらず輝いている。
輝いて…あれ?
「こく…れん…?」
「なにして…」
はぁ、と国連は小さなため息をつくと、
チュッ
「んむぅっ!?」
ぐちゅぢゅるれろぢゅる♡
「ふっ…あぁ…///」
口を離され、息が漸(ようや)く出来るようになり、肩で息をする。
「ははっ…♡可愛い可愛いEUよ…♡」
「ひっ……」
「EU、付き合え♡」
「あっ…」
非常事態用のスマホを遠くに置かれ、路地裏で押し倒されている以上、無理なんて言えないし、国連は好き。
「もっ…勿論…」
「あぁ♡♡可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い♡♡♡♡♡♡」
「もう離さないからな?♡♡」
「はっ…ははっ…………」
気づけば国連の目は紅色に染まり、ハートがくっきり浮かんでいる。
逃げられない。逃げたくもない。
ガチャ
「EU♡ご飯持ってきたよ♡」
「ありがとう♡」
チュッ
「EU♡はぁはぁ♡愛してる♡♡♡」
「うん♡もっともっと愛して♡♡♡」
気づいた頃には、EUは国連の犬になり、足枷、首輪、手錠が付き、そのビッグラブを受け止めれるほどに愛していた。最初こそ引いていたが、愛されたい暴走が止まらなくなって国連無しじゃ生きられなくなるほど壊れてしまった。
終わり!
次回!国連目線!デュエルスタンバイ!
コメント
1件
愛が重い国連さんと可愛いEUさんのペアはもはや尊いを超えとります·····。一生見てられますよこの作品