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コナンside
『1度警戒を緩めてみる?』
「っ!それは…!」
安室さんは疑う対象から外そうとしている。
でも莉心さんは俺の正体を知っていたというのと、灰原が組織の匂いを感じたという紛れもない事実がある。
でも…それを言ったら、俺や灰原の正体について探ってくるだろう。それは避けたかった。
『どうかした?』
「いや…安室さんの言う通りだよ。」
こうなったら俺一人で探る。
『じゃあ莉心さんの事は、少し、警戒しつつも
あまり深く探りすぎないってことで。』
「進展がない限りは、でしょう?」
でもどうしようか。
多分盗聴器や発信機は仕掛けた時点で気づかれる。
むしろそれを利用してくる可能性だってある。
…本当にどうしようか。
安室さんにはなにか進展がない限り頼めなくなったし
…とりあえず尾行でもしてみるか。
そう思い、俺は準備を進めた。