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6 - 上履き事件

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2024年12月06日

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今日も学校に1人で行った。

学校に着くと上履きが片方だけなかった。あれ?昨日まであったのに。

あー。あやめ達のせいか。どこにあるんだろ。

なんか紙が入ってる。何だろ。

その紙を開けると、(ばーか、あーほ、くーず、ぶーす お前の席なんかねーよ)

とかいてあった。

はあ、幼児だなあー。こんなことに付き合ってる暇はない。

冷静に考えて時間の無駄。

あっ、そうだった上履きがないんだった。

「もーどこだよ」

探している時、あやめがくすくす笑っているのが見えた。

いつのまにかチャイムが鳴っていて急いで教室に行った。

結局、上履きはなかった。


「遅刻だぞー遅れないように家を出ないとだめだろ。てかお前上履きが片方

しかないじゃないか。早く履いてこい。 」

あーー!もう何でこうなる?私が悪いの?あやめの方に目をやると笑いをこらえていた。

なんか前にも増していじめ酷くなってない?

おとはと友達になって自分の感情がわかるようになってきた。

おとはの席を見ると、そこにおとははいなかった。

今日は休みなんだ。いざとなると寂しいな。大丈夫かな?昨日まであんなに元気だったのに。

「おい聞いてんのか?早く履いてこいって。」

先生までうざくなる。ここから逃げ出したい。

苦しいから逃げるんじゃなくて逃げるから苦しい。から逃げない。

あと、上履きなんかのことで逃げ出すとか単純にダサい。

ちゃんと先生の目を見ていう。

「上履きがなかったんです。」

「なにいってんだ?昨日まで履いてたじゃないか」

「だから、ないんです。昨日までちゃんとありました。ちゃんとしまいました。」

「だったらあるはずだろ?探してこい」

「ずっと探してたんです!今日は八時前に来てずっと探したんですよ? あやめ達が

隠したんです!」

「おい、どういうことだ、あやめ」

「は?私じゃない。証拠もないのに何で私のせいなの?」

「じゃあ、この紙なに?!ここに証拠はある。確実にあやめの字。」

「何だこれは」

教室中に先生の声が響き渡る。

「それは、ここみが書いたんです!」

「私やってない。いじめてるのは、あやめだけ。 」

「は?」

え?ここみも他5人私をいじめてた。

「私、全部録音してある」

もかがいった。

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