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続き楽しみです!
※文章下手、ヤンデレ、
祖晴、雨晴、学晴、隊晴
マフィアパロand兄弟パロ
晴明(せいめい)⭐マフィア
雨明☔マフィア
道満🎭
朱雀🐦🔥
晴明(はるあき)☀️警察
大勢の足音がドタドタと響く。晴明が今いるのはマフィアである百鬼組のアジトだ。
彼の名前は安倍晴明。警察官になって2年目だけどまだまだ未熟者だ。彼は性格が良く、話しやすい為すぐに馴染むことができ、今では上手く人間関係を築けている。同僚の○○とは相棒と言えるほど仲が良くなった。上司である蘆屋道満と烏丸蘭丸も優しくまさに恵まれた環境だ。
晴明が百鬼組の逮捕に関わったのは理由があった。それは、百鬼組のボスであり実の兄である安倍晴明を逮捕するためである。実の兄だからこそ情報を共有し、チームリーダーとなり作戦を立て、自分の手で捕まえたかった。
そして今、捕まえるために大勢の警察官達とアジトへ突入している。場所が分からないので感を頼りに進んでいく。そしてそこにボスがいるであろうこのビルで1番大きな扉を開いた。
☀️「逃げ場は無いぞ!降参しろ!」
僕は大きく言った。広々としたその空間には、僕に容姿が似た1人の男が、堂々と椅子に座っている。
「おや、これはまた可愛い警察官様だ」
☀️「っ…」
「久しぶりだね」
⭐「……晴明?」
☀️「晴兄…」
ずっと、追い続けた相手。
☀️「…大人しく降参して、できれば撃ちたくないんだ」
⭐「………仕方ない、可愛い弟の頼みはできるだけ叶えたいからね。なんなら晴明に捕まるのなら本望だ、大人しくするよ。」
そう言って両手を上げて降参を見せる。
「……………なんて言うと思った?」
バンっバンバン
バンバンバンバン!!
銃声が空間に大きく響く。
「ガハッ…!」
「っう”……」
どこからともなく銃声が聞こえ、次々と殺されていく人達。撃っているのは……僕の双子の兄、雨明だった。
☀️「あ…め……?」
☔「晴ぅ〜♡やっと会えたなぁ〜♡」
☀️「……っ!」
血まみれになった雨が近づいてくる。この血は雨のではなく、全て返り血だ。今の雨はきっと何を言っても聞かないだろう。危険だと脳が信号をだし、僕は雨に向かってすかさず銃を構える。そして…
☔「会えなくてずっと、ずっとずっと寂しかったんやで?
ほら、もっと顔みせてぇや…」
☔「………は、… る、 ?」
僕は雨に向かって銃を打つ。雨の顔スレスレに弾が飛んでいく。
☀️「僕はもう昔の僕じゃないんだ……今の僕にはちゃんと仲間がいる、守るべき場所がある、まだ未熟者だけど、昔みたいな怖がりで臆病な僕じゃないんだ!!」
叫ぶように僕は言い放った。ずっと、ずっと心の奥にしまっていた本音。昔の僕は怖がりで臆病で、知らない人が来ると直ぐに雨か晴兄の後ろへ隠れていた。でも今は違う。仲間がいるんだ。
雨は僕のことになると視野が狭くなる。この言葉が雨にどう響くか。戦意喪失の方にいけばいいけど…
☔「晴が…っ、反抗した…?」
☔「は、はは…………
そうや、 そういうことかいな。晴は洗脳されてしもうたんやな。大丈夫やで、お兄ちゃんが今から解放してあげるでな」
バンっバンバン!!
バンバンバン!!
失敗した。気が狂ったように激しく銃を撃つ雨。1人、また1人と人が倒れていく。
☀️「あ、あぁ……ッ!!」
あんなに大勢いた先輩や後輩、同僚があっという間に死んでいった。そして残ったのは僕と同僚の○○くんと上司の蘆屋道満さんと烏丸蘭丸さんのたったの4人。
⭐「雨明、落ち着いて」
☔「…っすまん……取り乱してもうた。……ちょっと外の空気吸ってくるわ」
⭐「全く雨明は…………、
あんなにいたのにもう4人になっちゃったね。」
⭐「さて、そろそろ時間かな、
道満、朱雀、晴明を捕まえて。」
🎭「あぁ」
🐦🔥「りょーかいっ」
晴兄がそう言うと後ろにいた道満さんと蘭丸さんが素早く動き僕の動きを封じる。
☀️「え!?道満さん!?、蘭丸さん!?」
○○「え!?」
🐦🔥「ごめんね〜晴明くん」
🎭「ちょっと痛いかもしれないけど我慢してくださいね」
僕は両腕が後ろに固定されるような形で拘束される。
☀️「ちょ、なんで2人が晴兄の言うこと聞いてるのさ!」
⭐「あぁ、言ってなかったね。実は2人は僕の部下でね、潜入捜査をして貰っていたんだ。」
☀️「な、んで…」
⭐「晴明の動きの監視と警察側の情報を探らせていたんだよ」
☀️「そんな……」
⭐「十分社会を学べただろう?そろそろお家に帰る時間だよ」
○○「そうはさせない、晴明は返してもらうぞ!!」
そう言って銃を晴兄に向ける○○くん。
⭐「久しぶりに会えた可愛い弟とせっかく話してたのに……
……僕、君みたいな正義じみた奴嫌いなんだよね」
☀️「○○くん!!逃げて!!」
🎭「蘭丸、晴明くんを抑えててください」
🐦🔥「おっけー」
微かの隙を見逃さずに道満さんは僕から離れ、○○くんのみぞおちを目掛けて殴る。
○○「グハっ…!!」
そして倒れている○○くんに道満さんはバンッバンッと数発、銃を撃つ。
○○「ゴフッ……ぅ”う……ッッ」
☀️「○○くん!!道満さん、やめて!!
……ッ離して、…!!」
🐦🔥「おおっと、晴明くん暴れちゃダメだよ。」
そしてあっという間に僕と○○くんは拘束されてしまった。
☀️「○○くん、…」
○○「ぅ”……相棒置いてっ…
……はっ…逃げれるかよ」
○○「絶対一緒に帰るぞ」
☀️「っ!、うぅ……っ泣 …うん!!」
確かに普通の警察官達と比べると飛び抜けて正義じみた奴かもしれない。でも、僕は今、その正義に助けられているのだ。
⭐「そうなったらいいね」
☀️「……晴兄」
⭐「早く済ませよう。
道満、そいつをこちらに」
🎭「はいはい」
⭐「晴明、今からやることは君にとってとても大事なことだから、
…ちゃーんと見ててね?」
☀️「何をするの…?」
晴兄は○○の頭に向かって銃を構える。カチャリと音が鳴る。
☀️「っまさか!やめて、お願い!!」
☀️「大人しくするから……!」
⭐「そんなことはしなくてもいいさ、これから教えこんでいくからね」
そして引き金に指をのせる。
☀️「ダメ、だめだめだめだめだめ!!!!!」
☀️「やめて、やめろ!!」
○○「晴明、絶対に帰れよ」
☀️「だめぇぇぇぇぇぇ!!」
☀️「……ぁ、……あッぁ……」
☀️「ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”あ”あ”あ”ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
☀️「○○くん!○○くん!っ、離せ、……」
☀️「ぅ、泣 ぁあ”、………」
○○くんが撃たれた。死んだ。みんな死んだ。殺された。僕の作戦が上手くいかなかったばっかりに。
僕のせいで、僕のせいで…!!!
晴兄は拘束されながらも崩れて泣いている僕の所へとゆっくり歩いてくる。そして僕の頬に手を添え、涙を拭くう。
⭐「あぁ、可哀想に」
☀️「ひっ…ぅう”ッ…………泣」
⭐「泣かないで、もう大丈夫だよ」
晴兄が僕にキスをする。抵抗する気力もなくすんなりと受け入れてしまう。
☀️「んっ…あぅっ……」
ちゅっとリップ音が響き、晴兄は僕の口から離れる。僕を見るその目は、まるで血に染ったかのように赤い。
⭐「朱雀、もう離していいよ」
🐦🔥「はいはーい、ごめんね晴明くん、痛かったよね」
☀️「ぅうっ……グスッ……泣」
晴兄が崩れる僕を抱きしめる。
僕はただただ、泣いているだけだ。
⭐「ほらおいで?これからはずっと一緒にいようね。」
前の作品と同じ感じになっちゃった。
頑張って続かせます。
コメント、アドバイスなども是非お願いします。