太中
五感損失
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中「ン、晩飯出来たぞ 早く食え」
太「…中也のは?」
中「…俺は、やる事あるから後で食べる」
太「へ〜」
矢張り、一寸だけ気付き始めたのか?
否、病気のことは本人に伝えられて無いはず
そんなことを考えながら、箸を進めた
食べ終わり、食器を食洗機に入れる
何時の間にか中也は隣の部屋に移動していて、何かしているようだ
きっと仕事だろう
一寸程開いた扉の先から音が聞こえて来る
パソコンやら書類だろう
何度か何かを落とすような音が聞こえてくるが、この音はペンだろうか
時々その音がこの部屋に聞こえてきた
三十分程ならなくなったと思った矢先、突然ガンッと云う音が聞こえて来た
只事では無いと思い、勢いよく扉を開けた
部屋は風通しが良過ぎるぐらいに窓が開いていて、カーテンが忙しく靡いていた
其の下では、書類がばら撒かれ荒れている
其の上で、横に倒れていた小柄な彼の腕を肩に回し、持ち上げ、寝室に向かった
その後、中也が起きないのを確認し、何も言わずに帰った
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お疲れ様でした
今回、短かったですね
すみません
あと、関係ない話をしますけど、今北海道に居ます
海鮮丼めっちゃ美味しかったです
最後まで見て頂きありがとうございました
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