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コメント
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わあああ第20話読み終わったよ!!😭💕💕 渉の制服着てるだけでこんなにドキドキしちゃう鳴海くん、かわいすぎるでしょ!!自分の反応に慌てふためく姿がめっちゃリアルで、思わず「わかる〜!」って声出たよ笑 最後の「どうしよう。お前が好きだ!」にはノックアウトされた…!!ずっと言えなかった想いがやっと溢れた瞬間、こっちまで胸が熱くなったよ😢💖 渉の反応が気になって続きが気になって仕方ない!!柚木さんの紡ぐ二人の距離感が絶妙すぎて毎話泣かされてます、、次回も楽しみにしてるね!!🌸✨
ぬいぬい
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「鳴海さんはこの教室で待ってて。いいね」
渉に念を押されて、俺は素直に頷き教室を後にする彼を見送った。
あのあとあいつに助けられた後、教師たちが来る前に二人で逃亡した。捕まったらさすがに説教だけでは済まなそうだったので、そんなことは面倒くさいとつれられるままに校舎を走った。
校内はひと気がなく、皆後夜祭に向かったか、帰ったかのどちらかだろう。すでにほとんどの教室は片付いている。花火打ち上げ前にはだいたいのものは片付けてしまうようになっているからだろう。あとは休み明けに、机を元に戻すだけ。
渉に連れられて来たのは、五階の教室で荷物置き場となっている場所だった。あえてさらにひと気がない場所を選んだところが、こいつの気のきく所だと思う。途中自分のクラスによって制服をとっていたが、それを渡されて初めて自分の服が濡れていることに気づいた。
さっさと着替えるように命令し、渉は水に落ちた時についた青痣用に救急箱をとってくるといって保健室へ行ってしまった。
走っているときは二人とも笑っているだけで、さきほどの話はしなかった。けれど怒っていないことだけは分かったので、俺は安心して笑えた。
渉が消えた後。手に持っていたパラシュートを近くにあった机に置いた。ふと外を見れば、遠くの空が紫色になっており、校庭の中央ではキャンプファイヤー用の準備がなされている。
濡れたパンツだけを残して、制服を脱いでしまう。そして適当に置いて渉の制服をとると、さっそく袖を通す。身長は同じはずだが、少し大きく感じられた。下もはいて、シャツのボタンも一番上以外はすべてかけたので、風邪をひかなくてすむだろう。
あいつが帰ってくるまでと、やや古びた椅子に腰かける。そのまま目の前にあった机に突っ伏し、そこに置かれているパラシュートを見た。
渉は鳴海さんの願いごとを叶えるのが俺の願い、と臭いことを言っていた。あのとき差し出された手をとったとき、大事にしたい心配とか、そういうのも俺と同じくらいだとわかった。そう考えると、願い事はすでに叶っていたと思う。まぁ、もう少し自分の気持ちに素直になってみよう。
あいつの心配そうな顔を思い出して、嬉しいやら恥ずかしいやらで組んだ腕に顔をうずめた。そのとき、ふと制服からかぎ慣れた香りが漂う。ついその心地良さに没頭していたら、それが渉のにおいであることを思い出す。
そうか、今あいつの制服を着てるんだ……。そしたら、ある意味抱きしめられているのと同じ状態か。なんだか気持ち良くなるなぁとおもっていたとき、ふと今の思考に立ち返る。
え、渉に抱かれてるとか……!てか、いつもあいつはこの制服着てるわけだよな!しかも、なんか、ちょっとデカイし!
たかが男の制服を着たくらいで、どうしてこんなに鼓動が高鳴るのだろう。いや、今までだって充分激しく鳴っていた。それを聴こえないふりをしていたのだ。それが、今回のことをきっかけに蓋が外れて、このありさまである。
静まれと唱えながら、体を抱きしめる。だが、おさまらない。しかも、抱いた体からは感触と香りが漂い、俺はよくわからない高揚感に椅子から立てずにいた。
なんだこれ、なんだこれ、なんだこれ!
ふと、下半身に違和感を感じて俺は顔が青ざめるのを感じた。視線をやらなくてもわかる、股間が反応を示しているのだ。そのことが、さらに俺の頭をグチャグチャにする。あわてて視線を前に戻すが、やはり体は正直。
俺はその盛り上がる部分に、そっと手を触れてみた。あやうく声が出そうになり、俺は手で口をふさぐ。すると、鼻孔をくすぐる渉の体臭。
よくよく考えると、俺の股間がある部分って渉のモノもある部分ってわけで、ていうかなんでこんなエロい発想になってるわけ、俺!どうしちゃったの!?てか、なんで発情!?そりゃ、ここ最近は文化祭の準備で忙しかったけど。でも、だからって、渉の……渉が……。
手が自然に股間にいく。ふと脳裏に柔らかく笑い、俺の名前を呼ぶ姿が浮かぶ。
鳴海さん、どうしたの?その顔を思い出すだけで、さらに気持ち良くて触ることを止められない。どうしよう、だって、渉を、俺は渉を……。
「鳴海さん?」
呼ばれて顔をあげれば、白い救急箱を持った彼が扉のところで立っている。この絶望的な状況に、うろたえて変な声しかだせない。
そんな挙動不審な俺をみて、不思議そうな顔をして近づいてくる。さらに慌てて「ストップ!」と連呼して、こちらにこないよう身振りも交えて伝える。すぐに必死さを理解した渉が、戸惑いながらも止まってくれたのでどうにかこの瞬間は救われた……この瞬間は。
「どうしたの?具合でも悪いの?」
「いや、違う……その、今はそばに……来てほしくなくて…………」
その瞬間、彼は表情を曇らせる。しまったと思って声をかけようとしたが、その前に言う。
「鳴海さんは……答えが出た?俺のこと嫌いだって?」
「ち、違う!そうじゃない!」
「じゃ、どうして?俺がそばにいるのは嫌?せめて嫌われるのは避けたかったな」
「違うって!」
「だから、何が違うの?」
これ以上隠す意味は、きっとないだろう。この苦しい状況に打開策があるならば、今俺の言葉でしか開けない。今にも出て行こうとする渉の腕を掴むと、おそらく言ってもらえることを望んでいた言葉であり、俺がようやく告げることを決心した言葉をいった。
「どうしよう。お前が好きだ!」