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もうダメだ、気づいた時には、全て手遅れだった、
『アイツ』の感情はもう無い、言うならだたの〇戮マシンだ。
止めることは出来ない、目の前の
全てが黒く黒く黒く黒く黒く黒く黒く黒く黒く黒く黒く、終わりがない、
時空に歪みが生じている、ある日を境に始まり急に全てが消える。
これもいつ終わるのか分からな、、、、
これから『人間』の監視をする、
アイツが何もしていないなら、
もしそんな夢が叶うなら、全てドッキリなら良い。
だがあの『人間』がモンスターを〇しているのなら、その時はオイラも、
サ「さて、まずは人間を探さないといけない。」
そう言ってオイラは『能力』を使う、
『能力』とは、モンスターが、持っている特別な『魔法』みたいなものだ。
人間は『魔法』を使い
モンスター『能力』を使う
まぁ、似たようなものだ。
オイラの能力は結構あるが、今使うのは『近道』言わばテレポートみたいなものだ。
この能力を使い、『人間』を探す。
サ「どこだ、どこにいる。」
探して、探して、そして
???「ン~🎶ン〜ンン〜🎶」
そんな歌声が聞こえた。
けして上手いとは言えないその声の後を辿ると、、、
シ「ン〜🎶ン〜ンン〜🎶」
人「ン〜🎶ン〜ンン〜🎶」
サ「あれは……」
見つけた、『人間』だ。
『人間』と一緒に歌っているのはシャイレーン。歌好きだが、歌が下手と俯いていた、モンスターだ。
サ「ただ、一緒に歌っているだけ?」
バレないようにフードを被りそっと近づく、
ただ歌っているだけならば問題ないが、あのどす黒い目は未だ消えておらず、何か怪しい。
そんな事を思っていると、どうやら歌い終わったらしく、
シ「🎶🎶🎶」
シャイレーンも、満足して『人間』を見逃してくれるらしい、
そうして、何事もなく終わると思った時、
《シュン ザンッ 》
サ「あ………?」
攻撃が出る音がした。
そっちを見ると、狂気と言える笑みを見せた『人間』がシャイレーンに切りかかっている。
サ「な,な,な,何が起こって、『アイツ』は一緒に歌ってやって仲良くなって、え?」
そして『人間』がほんの少しだけこちらに目線をやり、笑う。
それを見て分かった、『アイツ』は全部気付いていた、俺が監視することも、何もかも。
だから、わざと仲良くなり、俺を誘き寄せ、来た所でシャイレーンを〇し、俺を笑った。
今ようやく気付いた、『アイツ』は人間じゃない、シャイレーンを囮に使ったのは、彼女の歌声で、オイラに位置を知らせる為だろう。
サ「シャイレーン……」
怒りで頭がおかしくなりそうだ、たがここで無闇矢鱈に戦いに行っても意味は無い、『審判』の時まで我慢するんだ。
その場は姿を消し、もう一度違う場所から、追い直す。
今度は絶対にバレないように気配を消す。
そうやって追っていたがあの『化物』の行動は、酷いものだった。
モンスターを探し回り、見つけ次第〇す、1人も残さず、全員問答無用で切りつける。
そうして〇せば、〇すほど、『アイツ』の口角が上に上がっていく、
言ってみれば狂気の沙汰だ。
そんな大量虐〇を『約束』の為だけに見過ごし後を追う、
そうして、進んで行き、その『化物』は目の前のモンスターに橋の上で止められていた。
モ「おーい!待てよ!」
その声を聞き、『化物』が振り返る
モ「あのさ、アンダインに『オマエ』とは関わるなって、言われたんだ。」
アンダインとは、ロイヤルガードのリーダーで、みんなのヒーローの様な存在だ。この子はアンダインに会いたくて、ここに来たらしい。
モ「『オマエ』は…沢山の人を傷付けたって…」
モ「……」
モ「そんなの、ウソだよな? な!?」
心が痛くなる、あの子はスノーフルに居た、やんちゃな子供だ、あの『化物』を友達だと思い、疑いもしない、今すぐにでも、助けたい、だが、それを許されてはおらず、ただ、ただ、無事を祈るしかない。
モ「…どうしたんだよ…なんで答えねーの?」
モ「え…な…何?なんで、そんな顔、してんだよ…?」
その瞬間、『化物』はモンスターの子に、接近した。まるで、獲物を見るような目で。
モ「ちょ…マジかよ…」
モンスターの子は後ろを振り返り、下を見る、その姿は何かを考えてるようにも見え、
ただ怯えて目も合わせられないようにも見えた。
そして何か『決意』したのか『人間』の方を向いて、
モ「おい…」
そう怒気の入って声を出すと、
モ「ここここれいじょうは、ややややらせねぇぞ…」
その声はあまりの恐怖で震えていた、
が、モンスターの子は怯むことなく、
モ「みんなに、らんぼうするヤツは、オオオオレが、ゆるさねぇ…」
と、勇気と『決意』を持って言い切ったのだ。そして、
モ「オレが、あいてだッ…」
と、宣戦布告したのだ、
モ「オ…オマエ…『オマエ』なんか…」
そう言って『戦闘』が始まる。命を懸けた、一方的な殺戮が、
正直、戦いにもなっていなかった。
モンスターの子は、恐怖に身体を支配され、何をしようとしても、ピクリとも動かない、そんな中、『化物』は少しずつモンスターの子へ歩いて行く、
不気味な笑みを浮かべながら、そして、そして
キ「良いカモだ。」
そう言って
《シュン ザンッ》
攻撃の音がした。