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「よお、朝だぜ」
しばし、まどろんだ状態が続くが、ベッドの傍らで顔を覗き込んでいる蛇珀に気がつくと、いろりの半開きだった目が一気に開かれた。
「あっ、お、おはようございます蛇珀様! 朝からなんと神々しい……ありがたやあぁ」
「拝まなくていいっつうの」
勢いよくベッドから飛び降り、床にひれ伏しながら手を合わせるいろり。
蛇珀が何度やめろと言ってもつい拝んでしまう少女、この光景もまた日課になりつつあった。
いろりが布団を畳んでいると、一階から「朝ごはんができたわよ」という母の声が聞こえる。
いろりの部屋は戸建ての二階なため、二人は階段を下りてリビングに向かう。
二人……にはもちろん蛇珀も含まれているわけだが、神力で姿を隠しているためいろり以外には見えないようになっている。
そんな蛇珀がリビングに向かう足取りが軽いには、理由があった。
碧野葉菜
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都築七美
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てく
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