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――フォンテーヌ侯爵家による、王妃毒殺未遂。
その報せは、現国王ヴォルフラムへの明確な反逆として、アルタール王国内を震撼させた。
かつて王家から分かたれ、今なお絶大な影響力を持つ貴族だとしても、許される行いではない。現当主は死罪こそ免れたものの、妻子と共に辺境で軟禁されることとなった。
空白となった爵位を継ぐのは、その甥であるセルジュ・フォンテーヌ。
青年は今、アルタール王城、謁見の間で国王ヴォルフラムその人へ跪いていた。
「国王陛下におかれましては、ご機嫌麗しく……」
「ああ、そういう堅苦しいのはいい。楽にしてくれ」
「……では」
玉座に座るヴォルフラムが手を振って制すると、青年――セルジュはぎこちない仕草で顔を上げた。
(緊張しているな)
無理もないことだ。*******************
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