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涙

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1 - 涙

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2023年04月14日

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霊夢「魔理沙…ッポロポロ」


私はいつも

見送る側


霊夢「なんで…ッ!!」



紫「…」


ダメだ


私が悪い


紫に当たって


バカみたい


霊夢「私が…弱いから…ポロポロ」



________回想


霊夢「はぁ…何でアンタもついてきてるのよ…」


魔理沙「いいじゃないか!」


霊夢「…」




霊夢「ん〜

…いないわね…?」


魔理沙「そうだな…気配を消しているのか…?」


霊夢「はぁ…。」


霊夢「眠い…昨日から寝てないのよ」


魔理沙「そうなのか…

帰ったらしっかり寝ろよ?」


霊夢「うーん…

そうね…」


フラッ…


霊夢「!」


ギュッ


霊夢「///

ご、ごめんッ…///」


魔理沙「大丈夫だぜ〜」


霊夢「///」


魔理沙「!

霊夢、危ない!!」


霊夢「え?」


ザシュッ‼︎


霊夢「魔理、沙…?」


どうしよう


妖怪退治が先?


魔理沙の手当てが先?


霊夢「魔理沙の手当てを____」


ビリビリッ


霊夢「い”ッ…⁉︎」


『掟を破ったら、電流が流れるわ』


霊夢「そ、っか…」


私は


博麗の巫女だから


倒さなきゃ







霊夢「手当てッ…!!」


魔理沙「霊夢…

倒せたか…?

ゴホッ」


鉄の匂い


嗅ぎ慣れているはずなのに


いつも見てるのに


涙が出るのはどうしてだろう?


霊夢「喋っちゃだめ…

倒したわ」


霊夢「紫ッ!」


紫「…」


霊夢「魔理沙を永遠亭に!」


紫「残念ながら…それはできないわ」


霊夢「なん…ッ」


出かかった言葉を飲み込む


霊夢「…そう…なのね」


私は博麗の巫女


人里にいる人間を守ることが仕事


魔理沙は…。


私が守るべき人間ではない


だから紫は協力できない


霊夢「博麗神社に行けば…手当ができるはず…」


魔理沙を背負い、博麗神社へ飛ぼうとする


魔理沙「う”…ゲホゲホッ」




霊夢「…魔理沙?」



魔理沙の体に力が入っていない


霊夢「嘘、でしょ?」


霊夢「魔理沙ッ…!!」


____________


霊夢「魔理沙ッ…」


こうなったらもう…


私も____


×××『霊夢!!』


霊夢「あ…魔理…沙…?」


魔理沙『泣くなよ〜』


霊夢「だって…」


魔理沙『ふッ…


私は霊夢の笑った顔が好きだぜ?』


霊夢「!」


魔理沙『なぁ、一つ約束させてくれないか?』


霊夢「…いいわよ」


魔理沙『来世もさ


ずーっと、笑っててくれよ』


霊夢「ふふっ…アンタらしいわね」


魔理沙『来世も、会えるといいな』


霊夢「…会えるわよ、きっと。」


魔理沙『そうだよなッ…グスッ』


霊夢「魔理沙が泣いちゃってるじゃないw」


魔理沙『あ、ほんとだなw』


____来世もまた、笑えますように


いつのまにか涙は枯れ


笑顔が咲いていた



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