貴方は悪役。

阿部亮平。

俺は、10歳くらいの時に迷子になった事がある。

行き着いた先は広い庭だった。

💚 ）「何処…ここ……」

🖤 ）「だれ、？」

💚 ）「っ、！」

敵？誰？死ぬ？怖い。

💚 ）「誰、」

🖤 ）「俺、宮舘蓮！！この城に住んでるんだ！」

💚 ）「れん、？」

🖤 ）「君は？」

💚 ）「亮平、！」

🖤 ）「りょーへー？よろしく！」

この日から、この城に行くようになった。

楽しかった。

大好きだった。

🖤 ）「ここおれのへや！！」

💚 ）「すごぉい！！蓮すごい！！」

🖤 ）「んへへ！今日泊まって行きなよ！」

💚 ）「え！いいの！」

🖤 ）「うん！！」

こっそり部屋に潜んで、ご飯持ってきてもらって、一緒にお風呂入って。

楽しかった。

でも、バレちゃったんだ。

❤️ ）「蓮！誰か連れてきてるんだろ！蓮！何処に居るんだ？」

🖤 ）「裏口から逃げて亮平。」

💚 ）「蓮！」

あまり覚えていないけど、俺はあの時絶対に助けるって言ったんだ。

💚 ）「絶対に助けに来るから！！」

すぐに行きたかった。

でも、お母さんの病の病態が悪化して寝たっきりになった。

俺は働いた。

💚 ）「はい！はい！すみません！」

）「ほんと使えねぇな。」

💚 ）「……すみません、」

1日に何個も仕事入れて。

死にそうだった。

そんな時、出会ったんだ。

💚 ）「……簡単に金を稼げる仕事、？」

）「あーそうだ。良いだろ。まずはお試しってことでやってみない？笑」

💚 ）「やりたい……やらせてください！！」

そうして、俺は違和感に気づかず簡単な仕事をやり続けた。

でも、やっと気づいた。

）「次の仕事はこれだ。」

💚 ）「ぇ、？」

“宮舘蓮を殺せ”

聞いた事あった気がした。

でも、その時思い出せなかった。

💚 ）「え、これ、」

）「やらないの？やらないと…家族どうなるか分かってるでしょ？笑」

💚 ）「はい、、」

あー騙されてたんだ俺。

きっと運んでたのも、薬物か何かだろ。

俺のせいで、家族巻き込んじゃう。

俺のせいで。

俺はパンを盗んで、城に行った。

そうすれば、宮舘蓮に会えると言われたから。

死にたい。死にたい。

ここで死刑で死ねたら。

蓮なんてやつ殺さなくていいよね。

🖤 ）「こいつを奴隷にしてもいいでしょうか？」

は？

何言って……

💚 ）｢っ！？｣

💚 ）｢どうして！私は死刑を望んで……｣

💛 ）｢悪人は黙っとけ。｣

💚 ）｢っ……｣

……死にたいのに、

……あれ、ここ来たことある、？

🖤 ）『りょーへー？』

思い出した。

宮舘蓮って…

あの時の、。

殺したくない。

助けたい。

蓮を助けたい、！

大丈夫。俺は助けに来たんだから。

俺は、死ぬんだ。

罪を犯した俺は蓮にとって、

“最悪な悪役”だね。

🖤 ）「やめろ、、やめろ、！！」

💚 ）「蓮！」

🖤 ）「亮平！」

『愛してる。』

💚 ）「え、」

💚 ）「どうして、こんなことに……、」

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