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この世界は、一人一人に「色」がある。「色」は、地位や身分、個性などで決まる。青~緑は、庶民、一般的な人だ。黄色~赤が上級国民ってところ。その上がピンク~紫。この色を持っている人なんているのだろうか。いたとしても一生のうちに会うことはないだろう。
この色は生まれた時からある。でも、一年に一度色が変わる時がある。
色は、その1年間の日頃の行いに応じて色が変わる。
そんな世界のとある学校とある生徒の物語。
・斎藤 彩。私が通う空中では色による格差が激しい。そのせいで私はいじめられている。いじめられるのが怖くて、私はずっと家に引きこもっている。
私の部屋は二階にある。両親は基本的に一階のリビングにいるから、自分のプライベートには大体干渉はできない。それに両親は共働きなのでしばらく家にはいない。ご飯は冷蔵庫にあるものを食べたり、近くのコンビニで買ってきたりしている。勉強は先生から手紙やメールなどでいまやっている範囲を教えてくれるため、
勉強にも困っていない。でも。やっぱり人間関係だとか、進路のことだとか考えると、やっぱり気が重くなってしまう。そんな私の精神状態はもう限界
だった。
「もう死にたい…..」
そのとき、私は思った。
(死ねば楽になれる…自殺すれば….)
その時、私は決心した。明日、マンションの屋上から飛び降りようと。