暗くなった道を歩きながら…
角名くんが急に立ち止まる…
「あのさ…はぁ…(深呼吸)
この際…言わせて貰うけど…」
なんか…角名くんの圧が…すごい…
こっちはさらに身構え…
「う…うん…。こ…この際…なに…?」
あぁっ…もう…来るならこい…
嫌われたんやろ?私…。呆れられたんや…
何を言われるんやろ…覚悟はしとる…
けど…やっぱり…嫌われたくない…
角名くんは…
「おれ…あんたのことが好きなんだけど…」
あぁ…ほら…あんたのことが…って…
「うん…好きなんだけど…うんうん…?えっ?角名くん…?」
「はぁ~…あんた…ほんとバカ!…もう…ちゃんと聞いて!…おれはあんたが好きなの…わかった?」
角名くんは私に拗ねた表情で…
想定外の状況に…私は思わず、謝罪とお礼が…
「あぁっ…うん…何度も…ごめん…ありがとう…」
拗ねた角名くんが…呆れて…
標準語の関西訛りのイントネーションで…
「いや…ありがとうじゃなくて…返事は?
〇〇はおれのことどう思ってる?」
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