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救急隊のハロウィンビジュに動かされて衝動で書きました
書きたいところだけ書いたので雑です
もも堂(赤ずきんももみと狼ましろ)
あるところに、赤い頭巾を被っている小さな女の子がいました。
その子の名前はももみ。赤ずきんのももみです。
ももみは赤色も好きでしたが、それと同じくらいピンク色も好きでした。
なので、ももみのお洋服には赤とピンクのデコレーションが沢山施されています。
ももみはその可愛い可愛いお洋服が大のお気に入りでした。
ある日、ももみはお母さんに呼ばれました。
「森の奥に住むおばあちゃんの家へお使いに行ってちょうだい。先に街へ行って、おばあちゃんが喜びそうなものをこのお金で買ってね。」
お母さんはももみにお金とカゴを持たせました。
ももみは張り切って街へと向かいます。
街のお店に並んでいたのは、色とりどりのお菓子たち。
「キレイで美味しそうなお菓子がいっぱい!せっかくだから、おばあちゃんのお見舞いはこれを持っていこう!」
ももみはお母さんから渡されたお金を使って、買える限りのお菓子を買いました。
チョコレートにペロペロキャンディ、ポテトチップスやクッキー、それにマシュマロ。ついでに可愛いぬいぐるみを1体。
カゴの中は甘い匂いでいっぱいです。
カゴいっぱいのお菓子を買って、次はおばあちゃんの家へと向かいましょう。
しかし、街からおばあちゃんのお家に行くのには歩きではちょっと時間がかかります。
案の定ももみは森の中で疲れ果てて座り込んでしまいました。
「疲れた〜!もう動けないよ……」
そんなももみを木の陰から覗いている人物が1人。
隠れているようですが、真っ白の耳と尻尾が見えています。
「そこから覗いている狼さん!どうしてももみを見ているの?」
ももみが声をかけると、飛び出ていた耳と尻尾が跳ね上がります。
呼ばれた狼は木の陰からおずおずと顔を出しました。
「お腹が空いてしまって。あなたの持っているお菓子が美味しそうで……」
「そんな事だったの。いいよ、少し分けてあげる!」
おいでと手招きをされて狼はももみに近付きます。
「狼さん、お名前は?」
「……雷堂、ましろです」
「じゃあらーどね!らーどはどのお菓子がいい?」
フレンドリーなももみの反応にましろはびっくりです。
「あの、ももみさんは僕が怖くないのですか?」
「え、なんで?」
「僕は狼ですよ?」
ももみはましろの問いにきょとんとしています。
だって、ましろはよく聞く恐ろしい狼に見えなかったんですもの。
こんなに優しそうな目をしていて、ももみのことを見守っているような人は悪いやつではないだろう。
ももみはそう考えていました。
「らーどはももみのことを食べるの?」
「……いいえ」
「じゃあ大丈夫だよ。ももみのこと、見守っててくれてたでしょ」
「えっ」
ももみが笑顔でそう返すと、ましろは驚いたような顔で見つめ返します。
「どのお菓子が食べたい?ももみのおすすめはこれとかこれ!」
「いいんですか?こんなに貰っちゃって」
「大丈夫!いっぱいお菓子買っちゃったから、ももみもこっそり食べようと思ってたし」
ももみが遠慮なく袋を開けてクッキーに口をつけます。
「ほららーども食べて!」
「はい」
ももみと同じクッキーを開けると、優しい砂糖の匂いがします。
一口食べると軽やかな食感と小麦粉の匂いが口いっぱいに広がりました。
「せっかくだかららーどもおばあちゃんのお家行く?」
「いいんですか?」
「うん!でもその前にちょっと休憩してからね」
「そうですね」