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街の中心にある広場に広がるクリスマスマーケット
夜になると宝石箱みたいだった
色とりどりの屋台、ホットワインの匂い綺麗に飾られているクリスマスツリー
人混みのざわつきの中でも、俺の視線の先はふっかだ
💜「わっ、照!このクッキー、雪だるまの形してる!」
💛「ふっか、さっきもクッキー買ってたじゃ
ん」
💜「だって美味しいし可愛いじゃんほら、買う?」
隣で盛り上がるふっかの横で俺は少し苦笑しながらも、つい財布を開いてしまう
笑顔の喜ぶ顔を見るのが何よりも嬉しい、
店員「はい、どうぞ彼氏さんと仲良く食べてくださいね!」
店員そう言われて戸惑ってるふっかがたまらなく、可愛い、
💜「….聞こえてた?」
💛「思いっきし聞こえてた」
💜「うわぁ、なんか照といると恥ずい事多い気がするんだけど…」
💛「俺は嬉しいけど?」
💜「ッ〜〜〜///」
俺がそう言ったらふっかは耳真っ赤になってる笑
俺とふっかはマーケットの奥の方に行くと
広場の中心には、大きいガラスのイルミネーションドームがあった。
中に入ってみると天井に散りばめられたたくさんの光が星のように輝いて、辺りは一瞬で静けさに包まれた。
💜「……綺麗」
💛「ふっかこういうの好きだよな」
💜「うん。でも今日は特別かも」
💛「?」
💜「なんか照といると全部綺麗に見える」
その言葉に心臓が跳ねるのが分かった
普段明るいくせにこういう時だけ不意に素直になる。俺の彼女めっっちゃ可愛いだろ。
俺はいても立ってもいられなくて、
💜「!///」
光に包まれた空間で、2つの影が重なった。
💛「ふっか。俺さ」
💜「ん?」
💛「来年も、その次の年も…こうやって一緒にクリスマス過ごしたい」
ふっかは驚いたように目を瞬かせて、それから俺の好きな笑顔で笑った。
💜「当たり前でしょ。俺が照と離れるわけないじゃん」
その声を確かめるように、俺はふっかの背を引き寄せる。
光の粒が舞うドームの中で、2人の距離は、 ゆっくり縮まり、そっと唇を触れ合わせた。
パッとイルミネーションが瞬き、まるで祝福するように輝いた。
寒空の下で2人の心だけは暖かく灯っていた_
𝑒𝑛𝑑
次回💚×🩷