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うん、好き★ さすがえす
ひひひっ、まさかウサギが俺を好きだったなんて思いもしなかった。いつもあんな風に払い下げるんだ、俺も気づくまい。俺たちはお互い好きであれば、現実世界では付き合っている、ということだろうか。
時々アリスを見てると、ウサギにそっくりな奴がアリスと話したりしていて楽しそうに見えた。俺はただ話すだけではつまらない。だから茶会を開く。しかし楽しさを感じたのはアリスが来たあの時だけ。なら茶会を開く必要があるかって?あるんだ。つまらないが、何でもない日を潰すのには丁度いいんだ。今日は茶会は開こうかと思ったが諦めた。遊んでみようと思うんだ、もちろんウサギで、…ね?
「今日は何ですか。また茶会ですか?」
「いいや、今日は茶会のために呼んでない。遊んでみたいんだ。」
「何で遊ぶんですか、大体遊びなんて貴方が言うものは遊びじゃないでしょう。」
「まぁ、そうかもしれない。けど、遊びと言えば遊びだ。」
「意味が分かりません。」
「まだ分からなくていいんだ、後から分かるさ。」
「貴方はいつもそうやって話をはぐらかす。結局何が、――っ!?」
「言っただろう、後から分かる、と。今日の遊びは玩具遊びだ。」
「…そうですか、なら顎を上げるのをやめてもらえますか。急にしたら吃驚するので。」
「すまない、じゃあ急じゃなければいいんだな。」
「そうだなんて誰も言ってません。」
「でも君は何故か耳が赤く染まってるみたいだが、それ以上の事を求めていそうに見える。」
「そ、それ以上って何ですか…。」
「具体的には、…口づけ、とかだな?」
「はっ!?///……そ、そんなわけないでしょう、破廉恥だ…///」
「…というとでも思ったのかい?君こそ何を考えているんだ、破廉恥だな。」
「っ~~~!///」
「ひひひっ、照れてて可愛いな、ウサギ…♥」
「ひぅっ、!?/// み、耳元で囁くのはやめてください…///」
「いいだろう、君が可愛くて仕方がないんだ。俺のをあげたいくらいだ♥」
「俺の、って、何を…?」
「それはまだな、――んっ!?」
「―――――っは、はっ、貴方は俺をそうやって、焦らしてっ、楽しいんですか?」
「っあぁ、焦らした時の君を見るのが可愛くて堪らないんだ…///♥」
「まったく、貴方はずるいです、俺にも、貴方を焦らさせてください…♥」
そういったウサギの目は溶けそうで、何かに誘うような目をしていた。メガネは机の上に既に置いてあった。いつもはぴんと立ったウサギの耳も垂れていた。どっちの耳にも付いているピアスが赤く照れた耳に映えていてより美しく見えた。ウサギの膝上に、ウサギの方に体を向けて乗っているはずなのに、俺の方が下にいるように感じた。きっとこれは、俺の言いたかったことをウサギも理解済みということでいいんだろう。
「…俺の言いたかったことを分かってるみたいだな、ウサギ。」
「はい、分かってしまいました。いつも貴方に分からされているんです、今日は貴方を理解らせてあげます。」