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#ROBLOX
ゆゆゆゆ
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ゆゆゆゆ
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あめ猫@は?
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夕方。
学校帰り。
通学リュックを揺らしながら、クールキッドが家に入る。
「ただいま」
「……おかえり」
セブンはいつもの場所。
変わらない。
でも——
前より少しだけ、声が柔らかい。
クールキッドは靴を脱ぎながら振り返る。
「お兄ちゃんは?」
「あとで来る」
「そっか」
少しだけ残念そうにして。
でもすぐ、いつもの顔に戻る。
リビングへ。
リュックを置く。
そのまま、床に座る。
「……」
少し考えている顔。
セブンがそれを見る。
「……何だ」
クールキッドは顔を上げる。
まっすぐ。
「ねえ」
「……何だ」
「お兄ちゃん、いっしょに住まないの?」
その一言で。
空気が止まる。
セブンの指がわずかに止まる。
「……何でだ」
低く聞く。
クールキッドは当たり前みたいに言う。
「だって」
少し笑う。
「たのしいから」
短い理由。
でも、十分。
「ぼくもパパも」
続ける。
「お兄ちゃんのこと、すきでしょ」
さらっと言う。
何の迷いもなく。
セブンは言葉を失う。
一瞬だけ。
ほんの一瞬。
「……」
否定はしない。
できない。
でも。
肯定も、すぐには出ない。
そのとき。
ドアが開く。
「よ」
エリオット。
タイミングがいいのか、悪いのか。
「お兄ちゃん!」
クールキッドが立ち上がる。
ぱっと明るくなる。
「おかえり」
「ただいま、じゃないだろ」
軽く笑う。
いつものやり取り。
でも——
クールキッドはそのまま言う。
「ねえ」
「ん?」
「いっしょに住まないの?」
直球。
エリオットが固まる。
「……は?」
予想外すぎる。
セブンが横で目を細める。
「……急だな」
「だって」
クールキッドは同じことを繰り返す。
「たのしいし」
「ぼくもパパも、お兄ちゃんのことすきだよ」
もう一度。
今度は二人に向けて。
エリオットは言葉を探す。
珍しく。
「……いや、俺はその……」
少しだけ視線を逸らす。
「仕事あるし」
現実的な理由。
でも。
それだけじゃない顔。
クールキッドは首を傾げる。
「だめ?」
まっすぐ。
逃げ場がない。
エリオットは困ったように笑う。
「だめっていうか……」
セブンを見る。
一瞬だけ。
視線が交わる。
何も言わない会話。
「……考えとく」
それが精一杯。
クールキッドは少し考える。
それから。
「うん」
納得はしてない。
でも、受け入れる。
そのまま、また積み木の方へ行く。
カラ、と音がする。
平和な時間。
変わらない日常。
——夜。
静まり返った部屋。
クールキッドはもう寝ている。
エリオットも帰っている。
セブンは一人。
いつもの場所。
PCの前。
画面は暗い。
しばらく動かない。
でも。
やがて。
ゆっくりと電源を入れる。
起動音。
画面が立ち上がる。
久しぶりの光。
ログイン。
特に何も操作していないのに——
一通の通知。
新着メール。
差出人名。
見た瞬間に分かる。
「……」
セブンの表情が変わる。
少しだけ。
苦く。
開く。
本文。
『久しぶりだな』
短い一文。
それだけで十分だった。
送り主。
Noli。
かつての仲間。
同じ側にいた人間。
“あの頃”の象徴。
セブンの指が止まる。
スクロールする。
続き。
『最近、妙な干渉が増えてる』
一瞬。
部屋の空気が冷える。
『綺麗すぎる。雑音がない』
『まるで——』
少し間があって。
『“遊んでる”みたいだ』
セブンの目が細くなる。
完全に気づいている。
クールキッドの“それ”に。
Noliにとって。
ハッキングは仕事でも犯罪でもない。
ショーだ。
舞台。
主役として輝くための手段。
だからこそ。
分かる。
“異質なもの”が混ざった時。
「……」
セブンは何も言わない。
ただ画面を見る。
静かに。
そのまま。
さらに下へ。
『お前じゃないなら、面白い』
『久々にゾクっとした』
『紹介しろよ』
最後の一文。
軽い。
でも。
その裏にあるものは軽くない。
興味。
執着。
そして——
“引き込む気”
セブンの手が、ゆっくりと止まる。
返信欄を開くこともなく。
ただ。
画面を見つめる。
苦い顔のまま。
背後。
静かな寝息。
クールキッド。
その存在と。
画面の向こうの“過去”。
両方が同時にそこにある。
「……」
小さく息を吐く。
迷いはない。
でも。
簡単でもない。
静かな夜。
平和の裏側で。
確実に何かが、動き始めている。
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}