時空法律

XXXX年　地球

我々の文明はタイムマシンの開発に成功した。

それと同時に時空法律というも物もできた。

・その時代に影響を与えてはいけない

・その時代の人間に時空を超えてきたことを伝えてはいけない

・その時代に住み着いてはいけない等…

まだあるがこのぐらいにしておこう。

様々な法律ができ、破ったものはみな厳しい罰が課せられることになる。

今日はそんな時空を超えて罪を犯した者の話をしよう。

彼女の名前を仮にジェシーと名付けよう。

彼女も時空の旅を楽しむ者の一人だった。

彼女の趣味はその数々の時代のファッションを楽しむことだった。

今日も彼女は時空を旅する。

1900年代のアメリカ　ダラス

彼女はその地に降り立った。

その時代のその風を感じる。

ジェシーはスカーフを巻きその瞬間を全力で楽しんだ。

目の前の車で人が撃たれた

ジェシーはその場で固まったが、直ぐにその様子を記録として残した

その後時空を超え元の時代に戻ってきたジェシーの目の前に現れたのは時空警察。

時空法律を犯した者の前に現れる。

ジェシーは自分が何をしたのかわからなかった。

時空警察は続ける

ジェシーはその時代に影響を与える何かをしてしまった。

その時代に残る永遠の謎を…

彼女の言葉は誰の耳へも届かない。

彼女はそのまま星流しの刑にあってしまった…

1963年　アメリカ　ダラス

アメリカ及び全世界を震撼させるニュースが舞い降りた。

ケネディ大統領殺害

そして同時にその瞬間の永遠の謎。

近くに存在し、その瞬間を撮影したであろう女性をアメリカは探していた。

その女性はスカーフを巻いていたことからこう呼ばれた。

バブーシュカレディー

ジェシーはその時代に永遠の謎を与えたままこの世を去った。