この作品はいかがでしたか?
2,031
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「…いらっしゃい」俺は今、自分の家に帰ってきている。
実写の撮影のためだ。
「お、お邪魔します…」
何故かぎこちないあすたの挨拶に違和感を覚えながらも、静かにお茶を出す。
「ありがとー。」
「…ありがとうございます」
相変わらず適当なそろもんに、どこかいつもと違うじおる
だけどみんなの態度はいつもよりいい方だ。
「…あのさ、はるさん」
「ん?どしたー?」
「…あの、えっと、…その」
急に何だろう。また悪口か?
「…ごめんなさい」
「…え?あ、…え?」
予想外すぎる言葉だったので、驚きが隠せないまま硬直する。
するとそろもんとじおるも…
「……俺からも、、ごめん!なんか色々、やりすぎたよな」
と、バツが悪そうに頭をかく。
「僕も、ごめんなさい!!頭では…分かってたのに」
じおるは、途中で口ごもってしまった。みんなそんなふうに思ってたのか…
「…俺も、理不尽にキレてごめんな。その、…嫌われてなくてよかったわ…笑」
和解したところで、ちょうどインターホンが鳴った。
「あ、うたくん!」
「よ。」
「よ~!」
「……その感じ、お前ら上手くいってるんだな?」
「さすがうたくん!そーゆーコト!!まじでよかったぁ…」
「…良かったな。」
「……うん!!」
結局その日から俺に対するストーカーのようなものはぴたっと無くなった。
何だったのだろう…?
ということは、俺がうたくんの家に泊まる必要も無くなったわけだ。
楽しかったしもっと泊まりたいけど、これ以上迷惑かける訳にはいかない。
俺は前のように自分の家に今まで通り住むことにした。
next…♡2000↑
コメント
6件
本当にごめん、まじで通知来てなかったみたいで最新話出てること本当に知らんかった…申し訳ない