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ほいっぷ🍰☕️
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#マイクラ実況者
るくるく~
301
#コンタミ
シュウクリーム
52
眩しい。
最初にそう思った。
重い瞼をゆっくりと開ける。
……何も見えなかった。
「……は?」
思わず声が漏れる。
暗い。
いや、暗いというより。
何もない。
上下も奥行きも分からない、真っ黒な空間。
地面だけは確かに存在している感覚があるのに、それ以外が何もない。
空気の感覚すら曖昧だった。
「どこだよ、ここ……」
声がやけに響く。
夢?
いや、違う。
さっきまで確かに――
脳裏に、白い光と爆音が蘇る。
肺が潰れるみたいな痛み。
アスファルト。
悲鳴。
血の匂い。
「……っ」
息が浅くなる。
俺は、確かにさっき死んだんだ。
『いや、生きてはいるんじゃない?』
「っ!?」
突然、すぐ後ろから声がした。
⋯俺と、同じ声が。
反射的に振り向く。
誰もいない。
「……は?」
『いやいるけど』
「うわぁっ!?」
今度は真横。
飛び退く。
すると。
いつの間にそこにいたのか。
少し離れた場所に、“俺”が立っていた。
「…………は?」
思考が止まる。
青い羽織。
少し跳ねた藍色の髪。
見慣れた顔。
見慣れた、青い瞳。
⋯鏡、
いや、違う。
鏡じゃない。
そいつは確かに生気を持って、俺と同じタイミングで驚いていた。
「…………」
『…………』
数秒の沈黙が落ちる。
『……え、怖』
「それこっちの台詞なんだけど」
ほぼ反射で言い返していた。
意味分かんねぇんだから怖いに決まってんだろ。
なんで俺が二人いるんだよ。
『いや待って、俺もわかんない』
「怖ぇよ」
『ブーメラン刺さってるって』
「お前がな」
同じ声。
同じ喋り方。
同じタイミングで眉をしかめる。
すべてにおいて最悪だ。
「……誰だよ、お前」
『いや俺は俺なんだけど』
「は?」
『それは俺の台詞』
頭が痛い。
意味が分からない。
夢にしては感覚がリアルすぎる。
『……え、ちょっと待って』
「何」
『お前、どこまで覚えてる?』
「は?」
『いやだから、最後の記憶』
最後の記憶。
白い光。
爆音。
事故。
「……たぶん、車に轢かれた」
『うわマジか』
「マジかじゃねぇよ」
『いや、そこじゃなくて』
そいつは、俺と同じ顔のまま、少しだけ表情を曇らせた。
『俺は、轢かれてない』
「……は?」
空気が変わる。
さっきまでの軽口が、一瞬で冷えた。
『昨日普通に寝た』
「……」
『で、起きたら』
そいつは静かに周囲を見回す。
真っ黒な世界。
何もない空間。
そして、俺。
『なんか、お前がいた』
「えぇ………」
意味が分からない。
でも、
一つだけ、分かることがあった。
こいつは、多分。
嘘を吐いていない。
その瞬間だった。
視界が、ぐらりと揺れる。
「……っは、」
『え、』
足元が崩れる。
暗闇が歪む。
世界が割れるみたいに、亀裂が走った。
耳鳴り。
浮遊感。
身体が沈む。
『ちょ、待っ』
「うわっ、!?」
伸ばした手が触れる。
同じ体温。
同じ感覚。
そのまま、
世界が、一気に反転した。
コメント
2件
天才を見つけたかもしれない。フォロー失礼〜