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#学生パロ
るな*
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コメント
1件
読ませていただきました……第2話、桃くんの「違和感」とても気になりますね。家に帰ってきた温かい空気の中で、彼だけが抱える見えない重さ。みんなに優しくされるほど「迷惑かけてる」って無理に笑うところが胸にきました。瑞くんがその笑顔の裏をちゃんと感じ取ってるのも、すごく大事な描写だなって思います。6人の距離感がじわじわ伝わってくるお話、続きが楽しみです🌷
【見えなくても、聞こえなくても】
☔️🦈×🌸
ご本人さま関係ありません!
障害パロ
表現注意!
地雷さん注意!!
〜〜〜〜〜
2、 『 違和感 』
桃視点
瑞「たっだいま〜!!!」
茈「お、おか〜。桃、瑞」
桃「ただいまっ! ぇと、茈?」(スカッ
靴を脱いで、リビングへ。
中から聞こえたのは俺の幼なじみで……ブラコン気味のお兄ちゃんみたいな存在の茈。
低くて落ち着く声。
身長は赫っちゃんたちの言い方的に俺より少し低いらしい。
本当かどうか知らないけど……
瑞がそっと握った手を離す。
俺は腕を上げて……空を掴んだ。
……ここには、茈はいないみたい。
茈「……俺はこ〜こ。なに? 嫌なことでもあったん?」(ギュッ
桃「……わかんない」(すりっ
ギュッと茈が抱きしめてくれた。
嬉しくて顔を沈めれば茈に心を見透かされたような感じがしてピクリとする。
バレてないと信じて、俺は茈の胸に顔を沈めた。
……嫌なこと、か……あったけど……別に、俺は大丈夫だし。
璜「あったんやな?」
〃「後で部屋行くからね〜?」(ナデナデ
桃「……ぅ、ん」(コクリ
俺が曖昧な返事をすると璜がそばに来てくれたらしく、頭を撫でてくれた。
璜は天然なお兄ちゃん。
少し抜けてるけど、苦しい時にいつも飛んできて助けてくれる。
そんな璜が俺は大好き。
もちろん、家族としてね?
翠「ご飯、どうする?」
〃「俺、迎えに行ったから何も作ってないよ?」
翠はこの中で一番年上で頼れるお兄ちゃん。
どちらかというと……お母さん感がある。
翠が料理を作らずに来たなんて……あまりないのに、どうしたのかな?
瑞「……桃くん、外食しよって言ったでしょ?」
桃「うん……ぁ、みんなも一緒?」
〃(コク、コテン
瑞の言葉に思わず声が出た。
すぐに頷くと瑞は嬉しそうに笑って俺に抱きついた。
瑞「みんなも食べたいんだってさ!」
桃「ぇへへ! やったぁ!」(ギュッ
赫「は? 俺らの弟たちかわよ」(パシャリ
なんか、赫っちゃんの声の方角からシャッター音が聞こえた気がする……
てか、血は繋がってないんだけどな……?
赫は俺たちのことをすっごく大事にしてくれるお兄ちゃん!
みんなからイケメンって言われてる!
……そんなに顔、整ってるの?
茈「いつものとこ、行くか?」
瑞「……ぃ、ぅ、お?」
〃「いつも? あ! あそこ行きたい!!」
桃「翠が好きな定食屋さんのところ?」
璜「茈にきが言うなら多分、ラーメンの方やろ」
茈「せ〜か〜い」
優しくて、頼もしくて、大好きなお兄ちゃんたち!!
大好きだけど、家族として大好き!
俺が恋愛的に好きなのは…………瑞、だもん。
……本当だもん! 嘘じゃないもん!!
い、一回諦めようと思ったくらい好きだもん!
ぇ? それ知りたいって……?
ま、また今度ねっ!!
翠「いいって! 席も取っててくれるらしい」
茈「さっすが大将! わかってるねぇ〜」
赫「『ラーメン だってよ 瑞』っと」
赫(フリフリ
茈が言った“いつものところ”は俺たちが小さい頃からお世話になったお店!
俺と瑞が障害持ちってことも知ってて、対処の仕方もわざわざ学んでくれた優しい人たちのお店なんだ〜!
みんなのお気に入りの場所だしね!
赫っちゃんが慣れた手つきで手話をする……多分。そんな気配がある(?)
単語単語で話すのは手話をしている時の赫っちゃんの癖だ。
俺も教えてもらったけど、見えないからお手本が見れなくて諦めちゃったんだよね……
瑞の名前くらいしか覚えてないし、できないや。
瑞「ラーメン!? あ……! でも、桃くんはラーメン、大丈夫なの? 瑞は嬉しいけど……」
桃「ん〜! 大丈夫っ! みんな大好きだもん! 俺も頑張って食べれるようにする!」
瑞が心配してくれた通り、俺は麺類が苦手。
つるんとした食べ物は溢しちゃった時が大変だからあまり食べたくない……
でも、茈も璜もラーメン好きだし、というかみんな好きだし……俺の我儘で『嫌だ』はだめだもんね。
桃(俺も……もっと、自分で“歩けるように”ならなきゃ、だね)
俺はなるべくいつも瑞に向ける笑顔を浮かべて見せた。
見えないから瑞の反応がどうなのか、わからないけど……
瑞「……?」
もう、周りは“だめだった”から。
俺は……“迷惑”しか、みんなに……かけてないから。
強く、ならなきゃ……。
〜〜〜〜〜
瑞視点
桃くんがにこって笑った。
うん、可愛いよ? 可愛いんだけど……
瑞(なんか、“違和感”感じる気がする……)
家に入ってから、桃くんは薄っすら目を開けてくれている。
見えないのは変わらないけど、赫くんたち……まぁ、お兄ちゃんたちが『見たいからお願い』ってすごかったからね〜。
あれは瑞でも頷く。
綺麗なピンク色の瞳が桃くんには見えないけど、瑞たちを映していた。
瑞(茈にきたちも気づいてるっぽいし〜大丈夫かな?)
瑞はギュッと桃くんを抱きしめた。
目を開けている桃くんは家でしか見せない……目を見開いて驚いた顔を瑞に向ける。
虚ろなピンク色の瞳が大きく揺れていた。
可愛い可愛い可愛い!!
お兄ちゃんたちは別として、誰にも触れられて欲しくないっ!!
桃くんを貰うのは、絶対に瑞だからねっ!!
……まぁ、脈なしの片想いなんだけど!
翠「じゃあ、行こっか! みんな車乗って〜」
璜「はぁ〜い! 桃桃! 瑞ちゃん!」
〃「行こっ!」(ぎゅっ
桃「!! うんっ!!」(にこっ
瑞「レッツゴ〜!」(タタタッ
翠っちーの笑顔を見て璜ちゃんが桃くんと瑞の手を握る。
桃くんは一瞬驚くと嬉しそうに笑った。
瑞も続く。
そんな瑞たちを見て赫くんと茈にきが優しく目を細める。
優しいお兄ちゃんたちに囲まれて、大好きな桃くんと生きる。
障害はお互い大変だけど、もう慣れちゃったしこれも“瑞たち”だもんねっ!
瑞たちの物語は、まだまだ始まったばっかりだ!!
瑞たちは車に乗り込んでいつもお世話になってるラーメン屋さんへ移動した。
〜〜〜〜〜
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