第一話
めこの妄想です!
真っ白で音のない部屋に
9人の男たちが集められた。
誰も話さず、息を呑んでいる。
緊張の空気が広がり恐怖が
その場を占領している
突然、天井から声が聞こえる
「お面の宴へようこそ。これから皆様にお面を
授けます。お面はあなたの運命を定めます。
受け取った方は沈黙を守り、
他の方にお面の色を言ってはいけません。」
何かが 言い終わったあと、
全員が個室に呼ばれていく。
順に部屋へ入っていく。
1.岩本照様
2.深澤辰哉様
3.ラウール様
4.渡辺翔太様
5.向井康二様
6.阿部亮平様
7.目黒蓮様
8.宮舘涼太様
9.佐久間大介様
1人目:岩本照様
岩本は無言で部屋へ入室した。
お面の前でしばらく動かず
ただ 見つめる、彼は。
何も言わず、表情も少しも変えず。
手を伸ばしお面を取る。
彼からは迷いを感じない、お面を顔に当てた。
その動きにためらいはなかったと思う。
ただ、沈黙が重く感じた。
扉を開け、彼は広間へ戻っていく。
その背中は大きくなっていたと思う。
何かを覚悟している感じがした。
しかし、少し重そうにも見えた。
2人目:深澤辰哉様
深澤 も静かに入室した。
彼はお面を見たあと、呟いた。
深澤「…なるほどね」
何かを理解したようだった。
彼はお面をとる。
その瞬間、わずかにお面が揺れた。
それでも彼は動じず、お面を静かにつける。
つけた瞬間、空気が沈んだ。
いつもの明るい感じとか軽口も一瞬にして
そこにはなく、静かになっている彼がいる。
彼が出ていく。
彼の背中は覚悟を決めた背中だった。
3人目:ラウール様
入室した。
ラウールはお面の前に立つ。
「これ、僕がもっていいやつなのかな…」
誰かに向けた言葉ではなく、
ただ、溶けるみたいにやわらかい声で言った。
彼は言ったあと、お面に手をとる。
とる瞬間にお面はわずかに震えた。
彼はお面を顔につけた。
表情が少しずつ消えていく、
不安も迷いも何もかもが。
彼は何も言わずに出ていく。
彼の姿は静かで今の状況を理解しているようにみえた。
4人目:渡辺翔太様
渡辺が入室すると、苛立ちを少し感じた。
この状況に不満があるのだろう。
お面を見る。
その視線は見下ろすようだった。
渡辺「は?意味わかんねぇ」
低く、冷たく言った。
彼はお面に近づいていく。
一歩一歩足音がずっしりと響く。
手を伸ばし、お面が少し揺れる。
その瞬間、彼は眉をひそめる。
「…つけなきゃいけねぇのかよ…」
そう呟き、お面を取りつける。
装着した瞬間、渡辺の表情は消えていく。
怒りなどの感情が、何処かへ沈んでいく。
彼は数秒間、立ち尽くしてしまった。
彼が出ていく時は、苛立ちを感じなかった。
次回→ 向井、阿部、目黒、宮舘、佐久間のお面受け取り
変な終わり方でごめんなさい
次回も読んでくださると感激です!
コメント
2件
続き気になる(๑✪ω✪๑) 楽しみにしてるね✨