テラーノベル
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「……っ、う……」
首と太ももを締め付ける冷たい革の感触。そして、5人の幼なじみたちの冷酷で、だけど歪んだ期待に満ちた視線。
これ以上拒めば、本当にシクフォニのみんながめちゃくちゃにされる。こさめの、LANの、みんなの未来が奪われる。
俺はついに限界を迎え、涙でぐしゃぐしゃになった顔のまま、震える唇を開いた。
「……蓮、……拓海、……大和、……陸、……翔太……っ」
消え入りそうな声で、5人の名前を順番に呼び捨てにした。
その瞬間、部屋の空気が一変する。さっきまで冷徹に俺を追い詰めていた奴らの顔が、一斉に狂ったような歓喜の笑みに染まった。
「あはは! よく言えました! ご褒美、いっぱいあげちゃう!」
陸が嬉しそうに声を上げ、俺の頭を乱暴に、だけどどこか愛おしむように何度も何度もガシガシと撫で回す。
「可愛いよ、いるま。最初からそうやって、俺たちの言うことだけ聞いてりゃいいんだよ」
大和が満足げに目を細め、俺の頬を伝う涙を親指で優しく拭い取った。その仕草すら、飼い主がペットを愛でるような歪んだ優しさに満ちている。
「じゃあ、俺からのご褒美な」
そう言ってニヤリと笑った拓海が、俺の顎をグイッと持ち上げ、容赦なくその唇を押し当ててきた。
「ん……むぐっ……!?」
手首を蓮に固定されたままの俺は、避けることもできない。拓海は俺の唇を深く貪り、抵抗できない俺の反応を心底楽しんでいる。
さらに、すぐ隣にいた翔太が、今度は俺の首元のチョーカーの隙間に指を滑り込ませ、剥き出しになった鎖骨のあたりに乱暴に唇を押し付けた。
「はは、首輪付けた状態で俺たちの名前呼ぶとか、マジで最高。いるま、お前もう完全に俺たちのものだな」
翔太がわざと大きな吸い音を立てて、俺の肌に真っ赤な痕を刻みつける。
「蓮……っ、もう、やめて……っ」
俺が涙目でリーダーの蓮を見上げると、蓮はフッと満足げに鼻で笑い、俺の額に優しくキスを落とした。
「やめないよ。お前が俺たちの犬でいる限り、シクフォニの奴らは一生安全にしてやる。……だからさ、もっと俺たちを楽しませろよ、いるま」
名前を呼んだだけで、5人から降り注ぐ過剰で歪んだ「ご褒美」の嵐。
大切な仲間を守るための代償として、俺の身体もプライドも、5人の幼なじみたちの執着の泥沼に、深く深く沈められていくのだった。
コメント
1件
うわぁ…第10話読み終えたよ…!😭💦 いるまくんの必死の選択と、5人の歪んだ執着の重さがエグい…。名前を呼んだ瞬間の空気の変わるところ、ゾッとしつつも鳥肌立った🥺。個人的には蓮くんの「犬でいる限り」のセリフが一番胸に来た…。守るための代償がこんなに重いなんて、切なすぎるよ…。 でも、この歪みの中にいるまくんへの執着の深さみたいなのも感じて、続きが気になって仕方ない! この先どうなるんだろう…😖💕
あ
16
823