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わーい
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コメント
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うわ、番外編で金谷さん視点のプレゼントエピソードが読めるなんて嬉しい!和泉に「本好きなのか?」って聞いて初めて知ったっていう流れ、すごく自然でいいな。五千円弱の漢方の専門書って、確かに仕事に直結する実用的なプレゼントだけど、和泉が「あるとすごく便利そう」って遠慮がちに言うところが彼らしい。金谷さんが「高いのでも買ってやる」って言う余裕も、もう社会人なんだなあって感じがしてほっこりした。二人の関係性が日常の一片でじんわり伝わってくる、こういう何気ない話が好きです!
8月から和泉は正式に会社員だ。だから就職祝いあげたいんだけど、何あげたらいいかなあ?
和泉は柑橘系が好きだから、それ系のものあげようかな、でもあいつ少食だからなあ。アイスも多すぎると腹壊すし。なら食べ物以外がいいと思うけど、それだとなんにも思いつかないなあ……。
結構考えたけど、思いつかなかったから、夕飯の時に素直に和泉に聞くことにした。
『お前8月から会社員だろ』
「うん」
『就職祝い買ってやるけど、何がいい?』
「え、そんなんくれるの!?」
和泉はすごくびっくりした。
『なんでもいいぞ』
「え、いや、気持ちだけで十分だよ」
『遠慮すんな、高いのでも買ってやる』
「え、いや……あ、でも……」
和泉は何か思い出すように少し上を見た。
「……その、高いんだけど、あるとすごく便利そうな本があってさ……それを買ってもらえると、すごく嬉しいんだけど……」
『なんて本だ?』
「漢方294処方生薬解説っていう本で、五千円弱」
『へえー』
五千円か。本としては高いけど、こいつの就職祝いなら、それくらい出しても全然高くない。
『いいぞ、買ってやる。後で本の題名もう一度教えてくれ』
「ありがとう、助かる」
和泉は笑った。
「仕事でさ、各生薬の詳しい辞典、あるとすごく便利なんだよね」
『狭山先生のところの仕事か?』
「グリーンライトの仕事も。漢方とか薬膳とか植物エキスとかが絡む仕事だと、とりあえず俺のところに来るんで」
『そうだったのか』
「植物エキスだと化粧品関連が多いんだけど、そういうのでも「この植物は生薬としてこんなのに使われてます」みたいなのは書けるから、新版の生薬辞典ほしかったんだよね」
『へえー』
こいつは仕事にけっこう本を使ってて、机には乱雑に漢方とか化粧品とかの専門書が積み上がってる。ていうか、夜は小説とか漫画とか読んでること多いし、こいつけっこう本好きなのかな?
『お前、本好きなのか?』
聞いてみたら、和泉は頷いた。
「割と好きだね。最近はあんま読めてないけど、小学校から高校までは図書室の常連だったし」
『なんだ、初めて知った』
「ごめん、そう言えば言ってなかった」
『いや、別にいいけど』
そうか、本か。こいつの好きな物、また知れてよかったな。今後も何かこいつにプレゼントしたい時は、欲しい本があるかどうか聞いてみよう!