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#夢小説
紫倉 紫
220
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人に頼っても 、きっと何もしてくれない。
弱音を吐いてはいけない。人を信じてはいけない
笑顔を絶やしてはいけない。完璧で無ければいけない。
そんな私…山田 美里(やまだ みさと)
と
無愛想な問題児で、本当に腹立つ男
高橋 頼人(たかはし らいと)
との
不器用で、少し滑稽な恋のお話。
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新学期が始まった。
私達は三年生になり、最高学年として期待に胸を膨らませていた
と言う訳でもなく、少し面倒だった。卒業やら受験やら…色々忙しくなる。
新しく入学してきた一年生に、生徒会長として挨拶に行こうと思い立ち、昼休みに一年生の教室に向かった。
今思えば、ここから私の完璧な学園生活は壊れていったのだと思う。
一年生の教室は、黒板に 『入学おめでとう』 と太字で書いてあった。少しやかましい。
「おい!!何だこれは!!アイツか!?」
教師の怒鳴り声が聞こえた。
「先生。どうかしました?」
声をかけた。
生徒会長として。
「おお、山田か。入学早々窓ガラスを割ったやつがいるんだ。」
「入学早々…生徒会長として注意しておきます。生徒の名前は 」
「高橋頼人。一年二組、17番。」
「高橋頼人、了解です。では失礼します」
私は微笑み、会釈をし、教室を後にした。
完璧な”生徒会長”としての顔。
入学早々窓ガラスを割るなんて…とんだ高校デビューだなぁ、面倒臭い。
頼人という名前からして男だろう。憂鬱だ。どうして引き受けてしまったのだろう
まず頼まれてもいないのだが。
それと同時に、心底羨ましいと思った。
何にも縛られない。失うものが何もないのだろうか。
“ 生徒会長として ”
この言葉に縛られてばかりの私は、いつまで経ってもスタートラインに立てない。
そんなことを考えながら、ふらりと屋上へ向かった。空気が美味しくて景色が綺麗な屋上は、私にとって穴場だった。人もいない
はずだった。
蝶番ごと蹴り飛ばされた痕跡。ドアがない。扉も開けれないせっかちな人か、入学して羽目が外れた人か。
「…だれかいます?」
…反応はない。誰もいないのだろうか
まさか…飛び降りた!?
慌てて屋上へ入り、キョロキョロを見渡す。
男子生徒が一人。
「あ?」
低く、唸るような声だった。
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__これが、生徒会長と問題児の出会い。
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需要があれば続き作ります.
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コメント
1件
あー、これめっちゃ刺さったわ…! 「人に頼っても何もしてくれない」って美里の内面、もう最初から重すぎて泣きそうになった。 完璧な生徒会長の仮面の裏で、壊れた窓ガラスごときで「羨ましい」って思っちゃうとこ、すごくリアル。 最後の「あ?」の嫌そうな声、頼人のキャラ一発で分かったし、続き絶対読みたい。この不器用恋愛、どう転ぶんだろうな…!