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このままでいられる方法__。
私が考えたものは、いい方法とはとても言えないものだった。
「え…?こはね、それって…どういう…」
「杏ちゃん、声、震えてる。
___ごめんね」
本当は杏ちゃんも薄々気づいているような、そんな声だった。
「___やろう。
なんか、もう…つかれちゃったかも…笑」
何も言えなかった。喉がすごく震える。
笑ってるのに、泣いていた。
杏ちゃんも、私も。
時刻は0時を上回っていた。
杏ちゃんの机の上には、すいハムくんやはさみなどが散らばっていた。
杏ちゃんは、その中からはさみをつかんだ。
「こはね………ありがとう。」
「うん、…ありがとう」
そう交わしながら、杏ちゃんははさみを自分の方に向け__
「…あれ?」
☆ お も ち ゃ だ っ た ☆
「あそうだ!!!瑞希に気分転換でメ◯ちゃんの美容室セット貸してもらったときにこのハサミも貸してもらったんだっっ!!!」
杏ちゃん、メ◯ちゃん借りてたんだ…笑
なんか意外でかわいいっ笑
「…ふふっ」「?こはね?」
「ううん、。 このまま、もうちょっと過ごすのも、いいかも。
さっきはごめんね、変なこと言って」
「ううん、ぜんぜん…! 瑞希にも、感謝しないとね笑」
「命の恩人、暁山さまさまだね…!」
「喜びそうだな〜!笑」