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こんりぅ!!
痴漢系書くぜっ☆
〈かるーい設定〉
・ちぐさくんとぷりちゃんは学生
・ちぐさくんは生徒会長
・二人はとくに面識なし
じゃっ、スタートっ
「痴漢されてませんか?」
差し伸べられた救いの手を振り払ってしまったのは何故だったのだろう。
―ごとんごとん―
大きな機械音を立ててやってきたそれは、鈍く光る鉄の箱。
鋭く俺の心へと不安を刺すそれは、犯罪の宝庫。
良くあるよね、女子高生が痴漢されてどうのこうの〜、とかいうニュース。
まさか自分がそうなるなんて思いもしなかった。
しかも、俺は男なのに。
毎日毎日、卑猥なことされて、学校に着いて冷静になると自分が達してしまったことに気づいて。
やだなぁ、
痴漢してくる人も、それを気持ちいいと思ってしまう自分も。
それでも、少しいいかもなんて、心のどこかで思ってる自分がいて。
ほんとは痴漢してる人よりも、そんなんで感じて、少しでもいいと思ってる自分が一番嫌なんだよね。
そんなこと分かってるよ。
分かってるからこそ、もっと、もっとめちゃくちゃにして欲しいと思ってしまう。
毎朝の通学の間ですら達してしまっているのに、本気でめちゃくちゃにされたら、俺はどうなるんだろう。
少し、気になってしまう。
そんな考えを無理やり頭から追い払い、俺は今日も電車に乗る。
あ、今日も来た。
金属のドアが開き、自然と目に入るのはちぐさ色の髪をしたあの子。
彼に気取られぬよう、背後へと移動し、今日も始める。
―すっ、―
あ、びくってした、
下ろしたズボンの先にある穴は、準備万端。
彼の感度が段々と高くなっていっていることを俺は知っている。
そして、多少なりとも期待していることを。
そんな彼の反応が可愛くて、やってはいけないけれど、ついついこれを続けてしまっている。
ちなみに、「彼」とは俺の通っている中学校の生徒会長、ちぐさだ。
面識は無い。
というか、相手が覚えていないだろう。
文化祭で彼が転んだときに助けた、それだけ。
そう、これは俺の単なる一目惚れが拗れてるだけなのだ。
それに巻き込んでしまっている彼には申し訳ないが、それも運命というものだろう。
それで気持ちよくなっているのだから、彼も共犯というものだ。
あ、やべもうそろ駅着くな、
気づけば降りるはずの駅の一駅前。
静かに彼のそばから離れ、移動する。
今日も可愛い会長が見れたっ、
弾む胸を抑えて降車すれば、見えてくるのは俺らの学校。
あぁ、ここでお別れか。
学校内では知らない人のフリ。
俺も、彼も。
まぁ、彼は俺のことを知らないだろうけど。
とりあえず、会長、今日も可愛かったですよ??
なんか変な終わりかたぁ、
今日は嫌いな子にも話しかけられるし、もう厄日かもぉ、
もぉやだねぇ??(?)
んじゃ、ばいばーい
2/14修正