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syp視点
今日は、ゾムさんと模擬戦の約束をしている。3時からなのでその間、武器を磨いたり体を暖めたりしてその時間まで待つ
昼飯も食べて、丁度いい時間になったので訓練場に行く、ゾムさんはまだいないみたいだ
体を動かしていると、足音がしたのでそとらを見る
syp「ゾムさん、今日はよろしくお願いします」
zm「おう、よろしくな 」
「じゃあさっそくやけど始めよか」
syp「はい」
両者ともに戦闘態勢に入る、戦場のような殺気に包まれた、一般兵はここには立ち入れないだろう
zm「構えて……スタート! 」
その言葉で俺は、ゾムさんに向かって訓練用のナイフを突き立てる、勿論これで決まらないのは分かっているので、脚技を使って動きを封じる大抵はこれで一撃貰うがゾムさんは、ギリギリのところで躱して俺の腹に一発入れる
syp「ッ…流石っすね」
zm「いや、ショッピくんこそ今のは危なかった」
syp「ありがとうございまッす!!」
蹴りのフェイントからの突き、これも避けられる。それも予想していたのでナイフを投げ拳を突き出すこれは一撃貰った
zm「ッ…やっぱやるなぁ」
次はゾムさんから仕掛けてきた、一度距離を取り助走をつけ上に飛ぶ
そのときだいつもは訓練中フードを脱いでいるが今日は脱いでいない、それは別に気にしていないし、するものでも無いだろう、だけど俺はその理由を少しでも聞いておけば良かったと思った
フードが上に飛んだ反動でチラリと中が見えた…
syp「は?」
俺は動揺し、そのままゾムさんの蹴りをまともにくらった俺はその場に倒れてしまった
syp「……降参です」
zm「?…大丈夫か?」
俺は差し伸べられたゾムさんの手を取り起き上がる、その手はいつもの頼りになる手ではなく柔らかく、細い
zm「ショッピくん?どうしたんや?」
syp「ゾムさん…ちょっと失礼します」
zm「えっ…ちょッ」
もしかして、と思いゾムさんには申し訳無いが、フードをたくし上げ中を確認する、 案の定、膨らみがあり、多少の筋肉はなくなっているが、無駄な脂肪がない体だ、確認し終わったのでフードを下ろす
syp「すいませんでした、今日はありがとうございました」
zm「え…あ、おう」
syp「それでは、失礼します」
俺は返事も聞かず、その場を立ち去った
syp「はぁ゙〜、まじかよ」
熱がたまり赤くなった顔を自分の手で隠す
no視点
それはゾムが女になっている事が幹部達に広がり、ゾムが居ない場での話だ
gr「それで、ゾムの女で被害を受けたやつがこいつらというわけだな」
面白そうにグルッペンは四人を見る
rb「いや、あれはほんまヤバかった」
sha「……」
em「とても驚きしました」
sha「何か違和感あんなって思ったら」
rb「確かめてみるか?って言われて 」
em「胸を見せつけられました…」
ut「積極的やね…」
kn「おもろいな!見てみたかったわ!」
tn「何やってんねん、ゾムさん」
syp「俺も結構ショックです」
ht「確か模擬戦をしてたんだろ」
syp「はい…ゾムさんと言えど女に負けるなんて……」
男4人が頭を抱えて、ブツブツと何かを呟いているのは、中々の地獄絵図である
ut「ま、まぁ今はゾムさん居らへんし皆風呂入ってへんやろ、ちょっと休もうや」
rb「そうやね…」
各自が返事をし、風呂に入ることになった
sha「ふぅー」
湯船に浸かり、落ち着いてきたため皆他の話題で盛り上がっている、やっと安心出来たが、それは長く続かず、ある一人の女に壊されることになる、バンッと扉が勢い良く開き楽しそうな、声で、言う
zm「俺抜きで何やっとんの!」
そのとき全員が口を揃えてこう叫んだ
「「キャーーーーーッッ!!!!」」
end
コメント
1件
ゾムさん?!ゾ、ゾ、ゾムさん?! 今お、お、女の姿で、ですよ?! 続き楽しみ?!(;°ロ°)✨️