過去1
私に親はいない、親は私が物心つくと同時に私を売った
親は私を売ったときのお金ですごい豪遊をしたそうだ
今聞くととても笑ってしまうし、哀れ(あわれ)だと思っている
そう思う理由は2つ
一つは豪遊した後、警察にバレて逮捕されたから
2つめは逮捕された後、一度逃げ出したそうだが、私に殺されたから
なぜ私に殺されたかって?
その時私はあるところから逃げていた
その時に哀れな奴を二体見つけたんだそれを見て私は今までの怒りが溢れた
正直このとき私は私じゃなかった、なにを言っているか私でもわからない
それは私がその時多重人格の制御が効いていなかったから
(多重人格の話は次)
正常な判断がその時出来ていなかった
多重人格の制御が効かなかった、それもある
けど、一番の理由は、私が殺したい欲望を隠しきれなかったから
「人を殺してはいけない」そんなことわかってたけど、親が私の視界に入ってることが
何よりの不愉快だったし、今更「人を殺してはいけない」そんな言葉
意味はなかった
私は売られた場所で沢山人を殺したから、でもそれは今でも仕方がなかったと思ってる
でなければ今ここに私はいないし、まずこの世に存在しないだろう
それに私は多重人格であっても、正常であったときでも、迷わず殺したあろう
それくらいの場所にいた、そしてそれくらい心が苦しかった
それなのに親は豪遊をして楽しんでいた?
虫酸が走る!だから私はその時の痛み、苦しみを少しでも与えたくて
自分の中でも一番残酷な死に方をしてもらった
(ここから少しグロいのでグロ耐性がない人は「ーー」のところまで)
出会ってすぐ襲いかかった
親はすごい慌てていた
だってここにいないはずの人がここにいること
そしてその時私は人の容姿ではなかった
(容姿については次回)
そして私は眼球が片目ずつ取った
その時私は少しの興奮、少しの満足感があった
ただし私はそんなけでは満足には至らなかった
だからお腹を無理やり開けた
その時の悲鳴は私のいい興奮材料となった
そこからは内臓を取ったり、血管が引きちぎったり
でも親は死ななかった
だって死ぬたびに蘇生させたから
あとは手足を引きちぎったり、顎を取ったり
その時、私は興味があった、親に対してではないく、人間に対して
理由はいろいろ
死の直面に立つとなぜだか「許して」とか「許してください」だったり・・・
ただし出てくるのは心に響かない謝りの言葉ばかりが並べられる
それがうるさくて顎を取ったのにずっと泣きながらこっちを見てくる
「助けて」「もうやめてください」と言いたげな表情でも
私は許すつもりもないし、今この瞬間が楽しかった
それにその表情、気色悪かっただからもう一個の眼球もくり抜いた
そこからは楽しくなかった
だから「もういいや」と思って思いっきり喉を掻っ切った
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その時私は全身血まみれだった
そんなとこを今の社長に見られた
社長ははじめ恐怖に飲み込まれていた
そりゃそうだ、まだ10歳くらいの子が異様な姿をしていたから
でも社長は私に近づいた
私はその時「何こいつ・・・」と思った
でも社長の言葉を聞いて「こいつについていってもいいかもな・・・」と思った
社長は「このあたりはよく亡くなった人が転がって居るんだよ、なんでかはわかんないけど・・・
だから気にしなくていいよ、警察の方や専用の清掃の人が片付けてくれる・・・それに
君親いないんじゃないかな?っだから、家…来る?」
その時私は、きっと不気味な笑みを浮かべていたと思う
だってこんな人始めて見た、親とは違う興味が湧いた
それから約12年・・・今に至る