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記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事
《アカシックAワイル編》の続きでございます…
では、続きをご覧下さい。作者より
……場面は変わり……
………ラスとバベルの2人は見つけ出した地下の部屋に居た……
地下は、まるで密かに行われる宗教の教会が存在していた、そこは地下とは思えぬほどスペースは広く多少は清潔だった。
??「ナゼ…ここらに……」
ローブを着たドロドロで、しわがれた声をした者が祭壇の前に立っていた
バベル「ジャン・ピエール……何故、ここに居るんだ…」…
…その悪魔に近づき幻かと疑う、
バベル「いや…何故、生きている…」
ジャン・ピェール「バベルお坊ちゃま…ご無沙汰しています、いかがお過ごしで?」
バベル「見てわからぬか…この鎖も……貴様こそ何をしている」
ジャン・ピェール「こりゃ失礼を…」頭を下げてお辞儀をする…
ラス「彼は?何者なんですか?」
バベル「に……ラプラス…」…
ジャン・ピェール「バベルお坊ちゃまの兄様、主人のラプラス-アンデルセン様に使える、ジャン・ピエールでございます」
…そう言い崩れた顔で笑顔を見せる。
ジャン・ピェール「貴方様と同じ…です」ラスの方を指差し示す…
ラス「同じ……悪魔…」
バベル「ジャン・ピエール!話しをずらすな、なぜ生きている。ネメシスの話しでは、お前は…」…
ジャン・ピェール「……その理由は、こちらにありますよ……バベルお坊ちゃま」祭壇の方に招く
……バベルとラスは祭壇の方へと近づく、ジャン・ピエールは何か怪しげな動作を始めるが、仕掛け扉が作動し大きな箱が現れる。
大きな箱の中からは、丁寧に保管された人体が綺麗にねむっていた。
……その人の顔を見た時、バベルは動揺した、
その大きな箱の中に居た人を知っていた。
ラス「彼は?…まさか……」
バベル「兄様なのか?…」
ジャン・ピェール「主人はまだ生きております、私の心臓[ここ]でまだ動いております。」そう言ってバベルに自身の心臓部を見せる…
ジャン・ピェール「とても不思議な感覚……貴方様から、主人と似た所も感じる…その他にも…」…
……ラスに触れ確認する、
ジャン・ピェール「特別な価値がある。……だが、半分だけ…半分だけ足りない…。貴方様は主人とシモベの関係が曖昧だ……孤立している様で執着もしている…」
ラス「半分足りない?…」
ジャン・ピェール「同じ存在でありながら、何もかも違う……とても…欲しい……」…
……ラスの顔に手を向け、
バベル「離れろ!」突然叫びジャン・ピェールに蹴りを入れ離れる…
ラス「急に何ですか…」
バベル「何の真似だ!ジャン・ピェール!、その仕草は奪うモノの魔、なぜだ…」
ジャン・ピェール「……ここには生贄が足りません…が、この者の力には…その価値が」
バベル「何のだ…」
ジャン・ピェール「復活の為ですよ…ですので、そちらの…悪魔を……」
バベル「……死者を生き返らせれるのか」
ジャン・ピェール「そうでございます、ですから」
……ジャン・ピェールは2人に近寄る…
バベル「それは無理だ…ジャン・ピエール、例え本物の兄様でもな…」…
バベル「おまえの蘇生術などで…操り人形にするつもりだったか?悪魔が少しばかりの自由を求めるとはな」…そう言い地面からゴーレムを1体作り出す。
ジャン・ピェール「ご存知でしたか…バベルお坊ちゃま、能力を知っておりましたか…」…
…6柱に飾られていた石像が動き出す、石像の裂け目から生物の血肉が見える…
バベル「奴の心臓を奪い、遺体を回収して上へ逃げるぞ…」
ラス「その発言は…そう言う意味で捉えていいのですね?」
バベル「あぁ…勝てない……ただでさえ邪魔な鎖がある…そう言う事だ」
ジャン・ピェール「ルキ、キア、レプト、フルー、ガタ、ネビ、6の兵シよ行きなさい…」
……石像達がバベルとラスに向かう、
バベル「やるぞ」
ラス「はい…」
……2人は走り向かう……
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……場面は変わり……
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一方、かなり放浪している…
旅冴…ベネット…ジャンヌ…ゲーティア。
ジャンヌ「悲惨だったよ〜」
ゲーティア「ほんと…洞窟は嫌っ…」
ベネット「いろいろと疲れた……」
旅冴「皆んな、お茶貰ったよ」
……旅冴の手元には、おぼん(トレー)の上に出来たてのお茶と和菓子があった。
4人とも浴衣を着て、
その場所で休憩をしていた…
――レベル178(京都の夢[ドリーム])――
旅冴「和室なんて久しぶりだな〜」
ベネット「寝落ちでたらこんな素晴らしい所に着いてたなんて驚いたなぁ」
ゲーティア「この和服?着物だっけ?けっこう肌触り良いわね」
旅冴「浴衣ね。今の向こうの日本はどうなってるんだろうか、戻ったら旅行でもしてみようかな……荒れてなければいいんだけど」
ジャンヌ「見てコレ、ケーキだ〜食べていいのかな?」冷蔵庫の中身を漁っている
旅冴「いいんじゃない、ここに居座ってる人達もそうしてる様だし」
4人は机に揃って、お茶や和菓子を飲み食べして落ち着く……
アクアノゥツ『ゆったりしていますね…今の所は大丈夫そうですかね?」4人の音声を聞いて安全を確認する
ベネット「大丈夫ですね」
ゲーティア「ここまで来るのに大変だったけどね、本当に…」
旅冴「あ、他の人達は大丈夫なのかな?逸れてバラバラになっちゃって」
アクアノゥツ『通信が繋がってるのは、安全そうなのは今の所、瀧咲さんだけですね……第次別世界があって何か知りませんがシステムロールちゃんが対応してますので」
旅冴「そうですか……あ、シグナスの書庫って聞いた事あります?」
アクアノゥツ『ん〜すみません、知りませんね」
旅冴「そうですか」
アクアノゥツ『では、引き続き頑張ってください」
……通話が切れる……
ベネット「どうやって行くんでしょうね」
ジャンヌ「簡単に近くに方法があったりしないかな?」
ゲーティア「聞いてみたらいいんじゃない」
ベネット「その前に寝て休みたい」横に倒れ寝っ転がる…
ゲーティア「私も…」背後に倒れる…
旅冴「皆んなは寝てていいからね」
ジャンヌ「そうさせてもらう」
……3人は睡眠をとり旅冴は部屋を出る……
…旅館内の人達に話を聞く旅冴、
いろいろな情報をもらうが……
旅冴「え、本で行けるの?」
マイク「YES、街に行って図書館へ探しに行くといいぜ!」
旅冴『図書館に行けば簡単に』…
…彼の名はマイク、旅館に居座ってる人達の1人の男性で口が軽くて よく喋ってくれる…
旅冴「早速、探しに行てみます」
マイク「おっと…待ちな!、彼女に会うのならルールと礼儀を学んでからの方が……っ↑、上手くいくぜ!俺が、教えてやってもイイん…だぜ…」髪の毛をかき上げてポーズをとる…
周りの人は気にせず通り過ぎる。
旅冴「あ、よろしくお願いします…」…
…後、彼は大変変わり者で自惚れがある部分とか外せばいい人なのかな……
……めっちゃキメ顔をして通りかかる女性にアピールるしているマイク……
……一方、和室では、
ゲーティア「💤…グガッ…」鼻をつままれる
ジャンヌ「💤…グッ……」口を止められる
ベネット「うぅ…うるさい……」2人の寝息を塞ぎ、騒音に困り果てる…
〈ドン!〉引き戸が勢いよく開く、
マイク「ヘェイ!元気ですか?」
…3人は驚き振り向く、
ベネット「なっ……」
ジャンヌ「げんき?っ」寝起き…
ゲーティア「なぁに?…」寝起きだ…
マイク「ん〜…sorry(ごめん)…」
旅冴「皆んな、早めに行こう…」…
……時間は経ち……
………場面は変わる………
続く→