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「」せりふ ()こころ
赫 視点 .
『俺には、なつだけでいいのに。なつが傍にいてくれれば、他には誰もいらなくていいのに……』
らんが昨日、あの小さな唇から零した言葉が、俺の頭の中で今も心地よい音楽のように鳴り響いている。
あぁ、らんはついに言ってくれたんだ。
百瀬家の両親も、義務も、あのきらびやかな未来も、俺以外のすべてはいらないと。
だったら、俺がその願いを全部叶えてあげなきゃいけない。
らんを苦しめるあの冷酷な両親も、邪魔な有象無象も、らんの世界から綺麗さっぱり消し去って、俺とらんだけの楽園を作ってあげるんだ。
そのためには、らんに「俺なしでは一歩も動けない」くらい、もっともっと俺に依存してもらわないと困る。
翌日、俺はらんをベッドから一歩も出させないつもりで、最上の甘やかしを施していた。
「ほら、らん。あーんして。俺が作った特製オムライスだよ」
「もう、なつ……子供じゃないんだから、自分で食べられるよ」
らんは前髪のピンク色を少し揺らしながら、顔を真っ赤にして照れている。
だけど、俺がスプーンを差し出したまま「ダメ。俺が食べさせてあげたいの」と上目遣いで頼むと、らんは観念したように、小さな口を小さく開けた。
「……ん、おいしいっ!なつの作るご飯が、世界で一番好き」
「ふふ、嬉しいな。らんの身体に入るものは、全部俺が作ったものだけがいいな」
らんの口元に付いたソースを、親指でそっと拭い取る。
そのままその指を自分の唇で舐めとると、らんはさらに顔を真っ赤にして「なつっ……!」と俺のシャツの袖をきゅっと掴んだ。
本当に、一挙手一投足が可愛すぎて頭がおかしくなりそうだ。
食事の後は、らんを俺の胸の中にすっぽりと抱きかかえるようにして、ベッドの上で読書の時間に付き合う。
らんがページをめくるたび、俺は彼の細い首筋や、華奢な肩のラインに何度も何度も、優しいキスを落とした。
「ねぇ、なつ、くすぐったいよぉ……っ」
「いいじゃん、これくらい。らんは俺の可愛いお姫様なんだから、これくらいお世話しなきゃ執事失格だよ」
嘘だ。
執事の仕事に、主人の全身を愛撫するように抱きしめる仕事なんて存在しない。
これは執事としての奉仕なんかじゃない。
らんの精神を、俺という名の甘い猛毒でじわじわと侵食していくための儀式だ。
自分で歩かなくていい。
自分で選ばなくていい。
面倒な外の世界のことは、全部俺が代わりに考えて、代わりに処理してあげる。
らんはただ、この檻の中で、俺の腕に抱かれて「幸せだよ」って笑っていればそれでいい。
「……なつ」
ふいに、らんは本を閉じて、俺の胸にコテンと頭を預けてきた。
「俺、なつとこうして二人きりでいる時が、一番安心する。……ずっと、この時間が続けばいいのにね」
らんの無防備で、少し寂しげな呟き。
俺の心臓が、歓喜でドクンと深く跳ね上がる。
赤い毛先が、らんの視界を遮るようにふわりと彼の頬に触れた。
「続くよ、らん。絶対に続けさせてあげる。邪魔する奴は、俺が絶対に許さないから」
俺はらんの細い腰を、壊してしまいそうなほどの強さでギュッと抱きしめ、彼の見えないところで、ドロドロに歪んだ幸福の微笑みを浮かべた。
らんがそれを望むなら、俺はどんな大罪だって犯してみせる。
まずは、らんの自由を奪おうとしているあの両親を、どうやって『お片付け』するか……。
俺の頭の中の計画書は、らんの甘い体温を感じるたびに、より具体的で凄惨な形へと書き換えられていった。
【お】
episode . 10 end__
は ら へ っ た 。
そんで、『キャンディークッキーチョコレート』聴いてる…
が ち き つ い 。
ん で 、未 完 結 お お い ん だ な ……
終 わ る 気 配 ぜ ~ ろ っ ☆
が ん ば り ま す 、
そ れ で は ま た 次 回 !
ば い ち ゃ !
コメント
8件
🌾失そして20時間前ってなんだよ遅すぎだろと自分にキレたいお年頃 赫桃ぉおおおおお 好きだよね、こんなん、ね もうそんなのってぇてぇでしかないじゃんっ ふぇぇぇぇぇぇい☆(?) 溺愛って、いいんだよね。 共依存もいいんだよねッッッッッ 肺もう良すぎましたよね、 続きが気になりますわ
なっちゃん、らんらんのこと溺愛すぎるw こんな溺愛されたらどーなるんだろw なんか普通に死にそうw
忙しいよぉ!僕の指がタヒぬ………チーン😇
#御本人様とは一切関係ありません
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