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見るの遅れました💦 自分GW合宿でなかなか見れなかったんですよ でもやっぱりこの作品最高です! 疲れた体も癒されました!
【shp side】
em「今日は天気も良く、お散歩日和ですね〜」
白眼の人はそう独り言を呟きながら俺の隣を歩く。
怖いけど…緑の人いるから、大丈夫…かな
em「あ、訓練していますね…暑いのに大変そう…」
白眼の人が見る方向を見ると、たくさんの一般兵が訓練をしているところだった。
S国では訓練なんてなかった。
自分の実力で、才能で、戦場を生きれるかどうかだ。
まぁ総統があんなんだからな……。
やっぱりそういう面を見ると、W国はすごい。
一般兵「あ、エーミール様!!ゾム様!!お疲れ様です!!!」
お疲れ様です!!!とたくさんの一般兵が俺らを見て敬礼する。
しかし、俺がいるのが不自然なのか、俺を見てはコソコソと話している。
shp「ッッ……」
思わず白眼の人の後ろに隠れる。
それに気づいたのか、白眼の人と緑の人は俺の前に出て、話を始めた。
em「皆さん、お疲れ様です。暑いのできちんと水分補給をしながら、無理はせず、程々に訓練を行ってくださいね」
zm「また今度模擬戦するから頑張れよ〜w」
2人はそれだけ言うと、俺の手をひいて、また歩き出した。
tn「そうか、散歩行ってきたんか、ショッピくんどうやった?しんどなかったか?」
zm「ココロノアメハ,ハレマシタカ?ンフフw」
em「ちょっとゾムさん?やめてくれよぉ…」
コクコクと頷くと、トントンさんは優しく微笑んでくれた。
tn「ごめんやけど、俺らは今から会議があんねん…医務室まで自分で戻れるか?」
医務室までなら自分で戻れる。
頷いて俺は部屋を出た。
何度も歩いた道を歩く。
……S国の俺がW国にいていいのだろうか。
総統の事だからまた前みたいに来るのではないか…。
それが怖くて怖くてたまらない。
またあんな所には…戻りたくない。
そう考えながら歩いていると、俺は見知らぬ廊下を歩いていた。
shp「ッッ……どこっ…」
近くの部屋から多くの人の声が聞こえる。
覗いて見ると、先程外で訓練していたであろう一般兵たちが…。
あまりの人数の多さに思わずその場にしゃがみこんでしまう。
shp「ッ………こわぃ…」
俺が怖いと呟いた瞬間、いきなり身体が猫に変身した。
前まで変身出来なかったのに………
しかし、そんな事考えている余裕なんてなかった。
一般兵「…あれ、こんなとこに猫なんていた?」
変身の音を聞きつけた一般兵が俺の周りを囲む。
一般兵「めっちゃ大人しいやん、可愛い〜」
一般兵「どっかから迷い込んできたんかな」
俺の背中を撫でながらそう話す。
しかし、俺は怖すぎて縮こまっている事しか出来なかった。
すると、いきなり身体が宙に浮いた。
shp「!?」
一般兵「こんなとこじゃなんだし、部屋ん中であたためてあげよ」
一般兵は俺を抱いて部屋に入ろうとする。
『ニャッ…ニャニャッ……』
必死に抵抗するが、俺の抵抗なんてどうもなかった。
しかしその時……