̄ ̄僕は未来永劫嫌われる種族だから ̄ ̄
……それが僕の考え方だった。そもそも、竜族はもうとっくの昔に滅ぼされたハズの一族だったし、竜族は謀反の罪をでっち上げられて天使族、人間族、神族は勿論、仲間であったハズの悪魔族にすら見放された。そんな奴を、誰も愛してくれる筈がない……いつか、あの人達も僕を裏切る気なんだろう。きっと……僕はもう、何も信じない……
モブ1『おらっ!』
その声と共に、僕を取り巻く3人の男達は僕を殴り蹴り始めた。
ゼクス『ぐっ……ッぅ…っ』
そんな僕の絞り出すような声を、嘲笑うかのように彼等は聞いている。
モブ2『弱いクセに調子のんじゃねぇぞばーかwww』
モブ1『ホントそれなwww』
モブ3『此奴どうする?笑今にも死にそうだけどw』
モブ1『此奴が死にそうなのはいつものことだろ?w』
モブ2『それ言えてるwww』
モブ3『じゃあここに放置でいいよな?』
モブ1『勿論!w』
モブ2『今日もストレス発散したわーw絶対に誰かに言うなよー!あ、相談できる奴いないんだっけ?w』
そんな言葉を耳に聞きながら、僕は遠のいていく意識を完全に手放した……
目覚めたら僕はベッドに横たわっていた。見覚えのあるベッド、間違いない、竜夜のベッドだ。マズイな…もしかして見られたかな……僕は見られていないことを祈りながら今の自分の状況を確認する。どうやら手を頭の上で拘束されている事に気づいた。え?竜夜がやったの?嘘でしょ?
竜夜『起きたか?』
竜夜の声がすぐ横でする。僕は竜夜の方を見る、微かに怒りの色が見られる。
ゼクス『竜夜……』
竜夜『……たく……あんま心配かけさせんなよ……』
竜夜『お前……また俺等に話さなかったろ?』
僕はギクッとした。やっぱり見られてたんだ…どうしよ……
竜夜『…(´Д`)ハァ………どうしていつも話さないんだよ……サクにもシリウスにも……』
……また始まった……そんなの僕の勝手でしょ?出かかった言葉を飲み込む。今こんな事を言ったら竜夜を傷つけてしまうかもしれないし、何より抵抗出来ない状態で何をされるかも分からない。
ゼクス『……ごめん……』
小さく呟き、僕はそっぽを向く。また仕置とやらをされるのだろう、でももうどうでもよかった。
竜夜『………』
すると竜夜は黙ったまま僕の無防備な脇を指先で軽く突っついた。
ゼクス『ひゃ…っ//////』
僕の身体がビクンと揺れて、口から変な声が漏れる。服越しであっても、かなり感じてしまう。
竜夜『……お前、何回言ったら分かるんだよ?』
怒りを隠すように竜夜は言った。
ゼクス『うぅ………っ///』
黙り込んでいる僕の脇を親指で撫で始める。優しく何度も撫でてくる。
ゼクス『はぅ…っ♡/やっ……ッ♡』
顔は徐々に熱くなって、赤くなる。こんなにも恥ずかしい声を、竜夜達には聞かれたくない…しかし竜夜はお構いなしに僕の脇から脇腹にかけてをスーッと人差し指でなぞってきた。
ゼクス『あ…っ/♡やらぁッ!/////』
辞めて欲しいと訴えかけても、竜夜は全く動じない。僕は必死に声を抑えようとした、手が使えないあたり、かなり辛い。
ゼクス『いッ…いつまでやるのッ…これぇッ!///』
竜夜『……お前を『分からせるまで』……』
そう言うと竜夜は僕に口吻をしてきた。
ゼクス『んっ……ッ///うっ…っ/♡』
竜夜はいつも以上に激しく舌を動かしてくる。竜夜は僕の口から舌を抜くと、僕の服に手を入れ、直に脇を撫でてきた。
ゼクス『っ////ぅ……ッん…っ♡////』
必死に声を抑えども流石に無理があった。声は漏れ、竜夜と目を合わせないのがせめてもの抵抗だった。
竜夜『ふぅん……やっぱりいつも通りの仕置じゃあ変わんねぇよなぁ……』
独り言のように呟く竜夜をチラッと軽く見た。
竜夜『…?そういや上ばっか触ってて、下とか触った事無かったな』
ゼクス『へ?!や、辞めてッ…!』
僕の訴えも虚しく、竜夜は自らの手で僕の白いズボンに手をかけた。そしてそこから優しく太腿から内股にかけてを撫でてくる。
ゼクス『あ……っ♡…やめ……ッ!♡////』
竜夜『……やっぱ弱いんだな』
竜夜はそのまま、ズボン越しに僕の性器にそっと触れた。僕の身体がビクンと大きく揺れる。
ゼクス『や……ッ////何処触って…っ/////』
竜夜の手により、僕の性器は器用にイジられる。スリスリと撫でられ、たまに揉まれる。なんとかして抵抗しようにも、腰をよじるくらいしか抵抗の術が無い。
竜夜『お前は愚か者だよ。さっさと相談していればこんなことにもならなかったろうに……』
竜夜は軽く揉みながらそう言う、いやらしい嗚咽を漏らしながら僕は辞めてと訴える、のに…辞めてくれない。
竜夜『お前は俺のモノなんだから、俺が守る、ただそれだけだ。』
竜夜は僕にまた口吻をしてきた。正直な所、僕は竜夜の横にいられて幸せだ。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!