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第14話 「新しい国?!」
焚き火を囲みながら、はるてぃーが楽しそうに切り出す。
「なぁなぁ、新しい国が出来たらしいぜ!」
ゆーまが即座に反応する。
手元の資料を整えながら、淡々と。
「そうですね。
確認されているのは――
学究国(がっきゅうこく)、
光耀国(こうようこく)、
氷雪国(ひょうせつこく)、
生命国(せいめいこく)、
毒華国(どくかこく)、
地静国(ちせいこく)。
以上、六つです」
「ゆーまっちは情報収集が早いなぁ」
「こむさん?
そのふざけた呼び名はやめてくださいと言ってますよね?」
「ごめんやんw」
軽く笑いが起きる中、
腕を組んでいたたくぱんが低く言う。
「で?
そこに行って、また人を増やすのか?」
「おぉ!たくぱん大正解!
さっすが!冴えてるな!」
うたが額を押さえる。
「これ以上人増えんの?
しかも……六人……」
「山田は賛成やで!」
即答。
「いーじゃん行こうよ!
新しい国!新しい人!」
「そーっすよ!
強そうな人いそうっす!」
全員の視線が、うたに集まる。
「……はぁ……」
小さくため息をついて、
観念したように肩を落とす。
「……行くか」
その瞬間、はるてぃーが満面の笑み。
「よっしゃ!
じゃあ次の目的地、新国家群決定!」
たくぱんは何も言わない。
ただ、焚き火の向こうを静かに見つめていた。
――そこに、
まだ出会っていない“王子たち”がいることを知りながら。
第15話 1/12 投稿予定