テラーノベル
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私は、そんな大好きな龍聖君と一緒にいられる幸せを噛み締め、龍聖君のために毎日笑顔でいたいと願っている。
「琴音がいたら仕事も頑張れる。いつもありがとう」と、そう言ってもらえるだけで一緒にいる意味があると思えた。
身分違いの愛だけれど、いつかはサヨナラする人だけれど、それでもいい。
私はあなたを想い続ける――
龍聖君のストレスを解消できて、また仕事が頑張れるなら……私を好きじゃなくても、ただの契約結婚でも、夫婦ごっこでもいいから、めいいっぱい尽くしたい。
私を求めてくれるなら、いつだってどんな時だって応えるから。
全てのことへの考え方、捉え方が前向きになれた自分を、ほんの少しだけ「成長したな」と褒めてあげたい。
「もっとして。お願い」
「カレーはいいの?」
「龍聖君、意地悪なんだから。後でちゃんと作るから」
「琴音、可愛いよ」
きっと可愛いなんて思ってないし、セリフも何だかお芝居みたいに聞こえる。だけど、そんな甘い言葉が私を興奮させ「愛されてるんだ」と勘違いさせてくれる。
溺愛されているのだと、錯覚に陥らせてもらえて……
「はあぁっ……龍聖……君」
「ここ、本当に敏感なんだな。我慢できなくしてやるから」
カレーの匂いが立ち込めるキッチンで、いやらしいことをされてると思うだけで興奮してくる。
私のことを指を使って丁寧に、そして激しく愛撫する龍聖君。前髪から覗く瞳が色気に満ちて、目が合うだけで「あなたになら何をされてもいい」と、本気で思えた。
「あっ、ダメ、そんなにしたら……ダメだよ、もう我慢できない……」
「いいんだ、我慢なんかするな。お前の可愛い顔、俺にもっと見せて……」
ほら、また……
誤解させるような言い方して……
龍聖君は本当にズルいんだ。
もう、カッコ良すぎるよ。
「はぁぁっ、ああっ、気持ち……いいっ……」
2人だけの濃密で大人な時間。
龍聖君との交わりは、どんなものにも変え難い、最高のご褒美。
こんな気持ちにさせてくれて、心からあなたに感謝している。
本当にありがとう。
勝手に……どんどん好きになってごめんね。
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