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1 - 第一話 牛乳パック

2022年08月06日

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人というものはどうしてこう伝わらないのだろう。いつもすれ違ってしまう。そして、あんなに得意だった作り笑いは大切な時に役立たない。

暑い暑い夏の日、私の暗い気分に背を向けて、太陽はますます照りつける。こんな日はクーラーの効いた部屋でダラダラと過ごしていたいものだが、そうはいかない。そう、今日は学校があるのだ。そもそも、何故学校に行かなくてはならないのか。解っているが、判らない。家を出る時間になり、部屋をぐるぐると徘徊した後、なくなく家を出た。

登校中、くだらない事を考えていた。何故人は顔が笑っていると楽しんでいると錯覚するのか。何故人は顔が笑っていないと楽しんでいないと錯覚するのか。顔が笑っていなくても、心は晴れているのに。顔が笑っていても、心はどしゃ降りかもしれない。

ああめんどくさいめんどくさい。またくだらない事を考えていた、なんて考えているうちに私は学校へついた。牛乳パックのようなビルがこちらを見ている。




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