テラーノベル
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シャワーを浴びて寝室に行くと、間接照明の中ベッドに寝転んだ佐久間が待っていた。
「おいで」
「ん…」
伸ばされた手を握って、隣に潜り込むとすぐにキス。さっきの舌を思い出したら恋しくて、自分から口を開けて待ってしまった。
それを茶化すこともなく佐久間は俺の欲しいものをくれて、唇が離れると首から胸に移っていく。
「ぁ…ん」
頭がふわふわして、勝手に声が出た。
佐久間の指が身体を辿る。どこを触られても燃えるように熱くてめちゃくちゃ感じる。脇腹を撫でられて叫ぶような声が出た。
下腹部も痛いほど張り詰めている。
「あっ、あっ、触って……」
「いいよぉ」
身体のラインを確かめるように手が降りてきて、もうほとんど緩んでいた腰のタオルを完全に取り払われた。その下で硬くなっていた俺自身を撫でられる。
「んぁっ!そこ…」
「ここ?気持ちいい?」
「んッ、いい…あぁっ」
まるで猫の顎を触るような手つきで先端を指先で撫でられて、腰が勝手に浮く。
「あっ、あっ、気持ちい、気持ちいい…あ、いく…」
「いいよ、イッて」
佐久間の声がずっと優しくて頭の中が蕩ける。はしたなく腰を振ってあっさりイッてしまった。
余韻から抜け出せずにいると、お尻を撫でられてさすがにギョッとした。
「あ、待て…」
「んー?怖い?」
「ちょっと」
素直に呟くと、『そうだよなー』と頭を撫でられた。俺の髪にキスをして、大きく呼吸をして背中を向けた俺を後ろから抱きすくめる。
「じゃあさ、もうちょっとだけ気持ち良くなろうぜ?」
「へぇ…?」
回らない頭で返事をすると、後ろから乳首を摘まれた。
「ひゃ!」
腰のあたりがキュンとなる。更にイッたばかりで萎えた俺のをまた握られた。
「あ、あ、あっ」
「ちょっとだけ我慢しろよ」
すっかり勃ちあがった頃、手が離れて内腿に生暖かい液体が垂らされた。
「ん…なに、これ」
「これ?ローション」
言うが早いか、腿の間に佐久間のを挿し込まれてゆっくり抜き挿しされる。
熱くて、硬くて、佐久間が俺で興奮してると思ったらそれだけでゾクゾクした。
「もっかい触るよ?」
「あ、ぬるぬるする…んあぁっ」
ローションのついた手でまた胸と俺のを撫でられて腰が痙攣するように激しくびくついた。
「あっあっ、あ、きもちいい…頭ヘンに…なる」
「腰振って可愛いねぇ。俺声聞いてるだけでイキそ」
「あ、あ…おれ、かわいい?」
「ん。超可愛い」
後ろから頬にキスされて、好きだよと囁かれてまた腰のあたりがキュンと締まる感覚がする。
「また、またいく…あっあっ、あんっ」
「俺もいくわ。一緒にいこっか」
「あ、あっ、んっ、うぁ、いくいく、いく…あぁ!」
どろどろに溶かされた頭の中が弾けたのと同時に、俺の内腿に佐久間の熱い欲が放たれた。
「はぁ、はぁ、あ…」
「大丈夫かぁ」
ぐったり脱力した俺の内腿を拭きながら、佐久間が覆いかぶさるように覗き込んできた。
「だいじょぶ…てか重い」
「にゃははごめんごめん、でも翔太最高だったわ」
「ん…俺も」
鈍い動きで振り返ってキスをする。『お前こんな感じでよく自分のことタチだと思えてたな』と笑われたけど、あまりに気持ちよかったからもうおっしゃる通りですとしか思わなかった。
「…かも」
「んー?」
「俺、佐久間とすんのは…けっこう好きかも」
半分寝ながらそう言うと、『そりゃ良かった』と声が振ってきて頭を撫でられた。
終
コメント
13件
すきーーーーーかっこいいとかわいいでめっちゃ相性いいじゃん🩷💙
🍚 しょぴ💙めちゃくちゃ早いけど回数こなせてえらい👏
さっくん色っぽくてかっこいい🩷 しょっぴー相変わらずかわいいし💙