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#ロゼ
りずむ
1,102
お久しぶりです
どろどろしたものが書きたくて新しくお話立てました
感情移入して読んだら病むかも。
2、3話で完結する予定です
飽き性なので続きが出るかは…🤐
solp BL 重めスト 学パロ Rシーン 有
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
lp視点
蝉の鳴く声がする。
カラン、とどこかでガラス質の接触音。
……夏は嫌いだ。
「しおん」
「……何」
「暑いね」
「……ん、」
「でもなんか雨降りそう。夏の空ってなんか暗くなりやすくて怖い。しおんは?」
「いや、明るくね?怖くないよ、俺は。」
「……お天気雨かな。」
「雫、落ちてるね。俺の言う通り。」
「なんか不穏だね」
「でもしおんがいるから」
「俺もらぴがいるから」
「怖くないよね」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
夏休みなのに登校日とか…
だるすぎる。
なんだよ、文化祭準備とかふざけんな。
…しおんも、いるかな。
下駄箱を開けてみた。まだ来ていないらしい。
会ったら一緒にさぼろ。
……もう12時やん。
しおん、まだきてない。
いや、もしかしたらすれ違ってて、校内にはいるのかも。
4Bの空き教室。
しおんがさぼる時によく使う部屋。
いつの間にか俺も加わって、一緒に屯する部屋になってた。
ガラッと開けると、案の定人影。
窓枠に腰掛けて、中庭を見下ろしている。
「らぴ。」
「へ、」
「見なくてもわかる。どうしたの?」
「しおん、…来てたんやったら来てよ」
「俺は行かねーよ」
「文化祭準備やで?楽しみじゃないん?」
「らぴは俺の事、まだあんまりわかってないね」
「……何、それ、」
「…ごめんね、変な言い回ししたね」
「でも俺は行かない。らぴはこーいう行事好きでしょ?」
「しおんが行かないんやったら俺も行かない」
「は?なんで。」
「行ったって俺なんか雑務しかさせられんし」
「そんなことないんじゃないの」
「生徒会役員のらぴすクンはみんなに頼られて。準備も先陣切って指揮執ってたんじゃないの。」
「…しおんだって俺の事わかってないじゃん。」
「…上辺だけだね、結局俺ら。」
「しおん、そっち行っていい?」
「ん、おいで。」
抑揚のない声で繰り広げられる会話。
結局俺らが次に時刻を気にしたのは、最終下校の30分前の合図とされるチャイムが鳴った時だった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「今日は、どーすんの」
「…泊まっていい?」
「うん。」
生徒会に属す俺。
学校にほぼ籍だけ置いてるような心音。
真反対な俺らの共通点は家に1人だということ。
ほぼ毎日のようにどちらかの家に泊まっていた。
「……酒臭、」
「今日誰か来たの」
「……あんま聞かない方がいいか、」
「そこまで言ったんならもう関係ねーよ」
「父さんやない?知らんけど、」
「……」
「見るの初めてやないのに、毎回そういう反応すんのやめろよ」
「…だって」
「気遣わんでいい」
「荒れてるって思ったなら素直にそう言えばいいやん」
「……まじで、っ……」
「先風呂入れよ、別に俺はもう何も感じない。怒んなくていい。」
「……借りるな、ありがとう。」
声が震えている。こんなのいつもの事なのに。毎回怒ってくれる、しおんは。
本当に優しいやつだ。
なのに神様は味方してくれない。
いや、神様なんか元からいない。絶対に。
幸せになるべき人が幸せになれない世界。
そんな世界、今すぐ滅べばいい。
「らぴす。」
「…ん、なに、」
「しよ」
「俺今風呂からあがったばっか、」
「いーじゃん、3日間会ってなくて、泊まったのは1週間ぶりなんだし。」
「まあ、いいけど、」
初めはどちらかの慈悲で声をかけたのかもしれない。
共通点を見つけて、興味を持って。
いつの間にか友人よりも話す仲になって。
でも俺らの関係の行く先は親友じゃなかった。
寝泊まりする度に身体を重ね合う関係。
俺らは 恋人 と名付けた。
だがこの関係、俺は恋人よりもタチが悪いと思う。
「ぁ゙、ッ♡」
「ふーっ…1週間ぶりだから?もうちょっとしんどい?笑」
「なんかお前、今日…っ」
「…ごめん、俺も久々で興奮してるかも笑」
「ぅあ゙♡ まって、お前、はや、っ♡」
「いきなりそんな突いてくんなばかやろ…っ♡♡」
「とかいーつつ、俺今日あんま動いてないよ?」
「…は、?…っ、ぁあ゙♡」
「自分で腰振ってんじゃん、かわいい」
「いや、やめろ、♡ 見んなバカ、ッぁ゙〜〜♡」
「自分で前立腺当てんのきもちい?笑」
「バレてるよ?」
「むり、むりむり、…っやめて、抜けッ抜いて、ッ♡♡」
「ちょっと、俺にも気持ちよくならせてよ 」
「ぁ゙ッ♡ ぅ゙♡ぁ゙っ♡」
部屋中に響く肌のぶつかる音。
粘膜の接触する水音。
そして時折鳴るリップ音。
「も゙、止まって、っおれ、さきいっちゃう、っ♡♡」
「っ、一緒にいきたいの?」
「ん、ぅん、っ」
「じゃあ俺がいけるようにしてよ」
「無理、むりです、っ♡♡ ぁあっ♡」
ぴちゃ、となる水音。
体液の飛び散る音。
「……らぴす、っ」
「…んん、」
行為終わり、お互いの火照った体温を押し付け合うように優しく、でも執着深く抱き締め合う。
この時間が1番好き。
しおんが1番甘くて優しい。この時間が1番。
この後は記憶のないままシャワーを浴びて就寝する。
これがいつもしおんと寝泊まりする時のルーティンだった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「……くそ」
「熱中しすぎな?おまえ。」
「はい、アイス」
「ありがとう」
「なあしおん、宿題は?」
「宿題…、」
「あー……俺はいいや。」
「…は、」
「え、いいやって何?」
「…」
「いつものさぼりか」
「まあ。」
しおんがゲーム機の画面から目を離し、
窓の外、遠くを眺める。
……今、そんな行動起こす必要あった?
変なタイミングだ。何を考えてる?
読めない、いや読める。だが考えたくない。
もしそうなら…
しおんがそうするなら、俺も。
「らぴす、目。」
「……ぇ、」
「目。虚ろになってる。」
「…あ、気づかんかったわ、」
「……ねえらぴす。」
「俺といて楽しい?」
「…え、」
「楽しくないわけ…」
「嘘。」
「なんでそういうこと言うん。」
「俺といるのが慈悲なら、もういいよ」
「は?慈悲ってなに、」
「しおんと一緒にいたいから、俺は一緒にいる。」
「伝わってないん?」
「そうじゃない。」
「らぴす、お前はわかんないかもだけどさあ」
「お前、俺と居るようになってからだよ」
「どういうこと。」
「事ある毎に思考が自殺に寄るの。」
「目が虚ろになりやすくなった。」
「…あと腕、薬。他にも。自傷癖ついてる。」
「………」
「俺と一緒に過ごす前はそうじゃなかった。」
「らぴす、お前は…」
「俺はしおんといるから今生きてるんやで、?」
「……らぴす」
「しおんがいなかったら俺はもうとっくに死んでる!!」
「誰が俺の隣で寝てくれんの、安心させてくれんの、家族の代わりになってくれるの」
「……誰が俺を必要としてくれるの、」
「離れてみないとわかんない。」
「お前は俺がいなかったら幸せだよ」
「今頃可愛い彼女でも居たかも。」
「ここに屯するのは俺じゃなくてその子だったかも」
「今そんな話してない、っ」
「しおん、なんでお前は…っ」
「考えてよらぴす。」
「俺と出会う前のお前は、腕が綺麗だった。フェイスラインも…お前知らない間に嘔吐癖ついてる、気づいてない?歪んでるんだよ、少しだけど。顔の形。」
「リスカもODも。俺がしてたから始めたようなもんでしょ。」
「お前は何も知らなかったのに。」
「しおんは関係ない!!」
「関係ある。俺が教えたようなもん。」
「俺のせいだよ。」
「なんでそういう言い方すんの、」
「なんでこんな話始めたの、?」
「俺は何言われてもしおんから離れるつもりないからな、」
「……嬉しいけど、……は…」
最後、聞き取れなかった。
彼はなんと言ったのか。
頭に血が上って冷静じゃなかった。
きっとそこがこの会話の中で1番肝心な言葉だったのに。
でも、大概予想はつく。
やっぱりそうだよな、
全部、行動に筋が通る。
でも俺は許さない。
1人でなんかさせない。
なあ、俺はいいんだよ、?
しおんと一緒なら。
お互いナイフ刺し合って心中したって。
だってこの世界、何にもないもん。
しおんさえいればいいよ、俺。
しおんもそうでしょ、?
本当は…
コメント
4件
めっっっちゃ好きです‼️😭💘 暗めのお話大好きなので🥹🫶🏻🫶🏻 ほんとにsolpがsolpすぎて、、🤦🏻♀️🤦🏻♀️ 今回も最高でした😌💘💘
1話、めっちゃ重くてどろどろしてて…すごく好きです。 らぴすとしおん、お互いを必要としてるのに、その関係がお互いを蝕んでる感じが痛いくらい伝わってきた。「しおんがいなかったら俺はもうとっくに死んでる」って台詞、グッときた。しおんの「俺のせいだよ」も、なんか…お互いを想えば想うほど傷つけ合ってるのが切なかった。 続き、すごく気になります。2話も読ませてください🌙